2022.02.07
海外での活動

難民キャンプで2022年の計画会議を実施しました

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

ハラゲー!(カレン語で「こんにちは」)ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ事業事務所のウェンです。

1~2月、シャンティが運営支援するコミュニティ図書館がある難民キャンプの新型コロナウイルス感染症の状況が改善し、シャンティなどのNGOスタッフがキャンプに入ることや集会を開くことが許可されました。そこで、シャンティのスタッフ、図書館スタッフ、図書館青年ボランティア、キャンプ教育部会事務所のスタッフ、教員の代表、図書館委員、各セクションの代表の皆さんに参加していただき、各キャンプで計画会議を実施することができました。各会議には約20名が参加しました。

メラキャンプの会議の様子

(写真:メラキャンプの会議の様子)

この会議では、今年実施する予定の活動を共有し、参加者の皆さんに承諾をいただきました。また、昨年実施した活動の振り返りや改善点についても共有しました。図書館の建物の安全を維持するために、修繕が必要であることも議題に上がりました。キャンプのスタッフと図書館委員が点検に協力してくださったおかげで、7キャンプにある図書館15館すべての修繕箇所のリストが作成できました。2月からこれらの修繕を開始し、雨季が始まる6月頃までに修繕を完了する予定です。

メラマルアンキャンプの会議の様子

(写真:メラマルアンキャンプの会議の様子)

また、新型コロナウイルス感染症の影響でキャンプ内の移動が制限されたり予防策を取らなければならなかったりと難しい状況にありますが、コミュニティ図書館活動に関わるスタッフに対して、学校やコミュニティで読書を推進することを呼びかけました。具体的には、移動図書箱を活用することで、学校やコミュニティの人々が読書を習慣にできるよう呼びかけました。

ウンピアムキャンプの会議の様子

(写真:ウンピアムキャンプの会議の様子)

さらに、会議の後には、図書館スタッフと青年ボランティアが読み聞かせやゲームなどを紹介し合いました。その様子は次回お伝えしたいと思います!