カンボジアの食堂から
チョムリアップスオ。皆さまこんにちは。
最近のバッタンバンですが、市の中心地の開発が進んでいます。今後スマートシティ化の計画があるそうで、どのように変わっていくのだろうかと感じています。
川沿いに公園が整備されて、夕方涼しくなってからの憩いの場になっています。
前置きが長くなりましたが、今日はカンボジアの食堂の様子を少し紹介したいと思います。カンボジアの食堂のテーブルには、色々な調味料が置いてあります。
酢漬けの唐辛子、チリソース、しょうゆ(日本のものに比べて黒い)、ナンプラー、そして砂糖など。「砂糖?飲み物用?」と思うのですが、麺料理のスープに入れて、甘みを付けて食べる方たちもいます。自分で調味料を加えて好きな味にして食べるのがスタンダードです。
特に朝ごはんの時間帯は、明らかにカロリーが高そうなこちら(クメール語ではチャークワイ、中国の油条という揚げパンのようなもの)もよく見かけます。スープを吸わせて食べると美味しいです。さりげなくテーブルに置いてあることが多いので無料サービス?と思うかもしれないのですが、売り物なので食べた分だけお金がかかります。
他の東南アジアの国々でも見かけることがありますが、お箸やカトラリーはお湯の入ったコップに入ってテーブルに置いてあったり、お店の人が持ってきてくれることが多いです。それを自分で取って、拭いて使います。(お湯に入っているのは消毒する目的だそうなのですが、果たして殺菌効果があるかどうかは分かりません…)
食堂の様子にしても、日本とは違う風景が見えますね。
カンボジアには色々な麺料理がありますが、中でもクイティウという麺は代表格の一つかと思います。
クイティウは米からできている麺で、豚などから取ったスープと一緒に頂きます。チャークイティウ(チャーは炒めるの意味)と言って、炒めたクイティウもあります。
10月には、バッタンバンがユネスコの創造都市ネットワーク(食文化の創造都市)に認定されたそうで、色々な美味しい食べ物が広まっていくと良いなと思います。
カンボジア事務所 石塚