2026.01.22
緊急人道支援

被災した児童クラブに本を届けました|令和7年8月豪雨

国内災害

2025年8月6日から12日にかけて、北日本から西日本にかけての広い範囲で発生した大雨は、各地に甚大な被害をもたらしました。

被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

発災後、シャンティでは子どもに関わる施設を中心に情報収集を行いました。その中で、平時よりつながりのある団体より連絡を受け、鹿児島県姶良市加治木にある竜門児童クラブへの蔵書の補充を通した、子どもたちの居場所の環境回復のお手伝いをしました。

報告書はこちらからご覧いただけます。

竜門児童クラブは竜門小学校の敷地内の建物にありましたが、8月7日から8日にかけての豪雨で、近くを流れる網掛川が氾濫。校庭には土砂が流れ込み、建物は約1.5メートルの床上浸水被害を受けました。

豪雨の影響で2025年11月まで通行止めとなった国道10号の網掛橋(2025年9月撮影)

壁に残った跡から浸水の深さがうかがえる廊下。

土砂が入り込んでしまった部屋。

こちらの児童クラブでは、子どもたちが本を読む時間を設けており、子どもたちの希望に合わせて図書を揃えていたそうです。豪雨の後、児童クラブは被害を免れた別の建物で再開しましたが、図書のすべてが浸水の被害に遭い、廃棄せざるを得ませんでした。

そこで、豪雨の被害を受けた地域の子どもたちが少しでも安らげるように、児童クラブの支援員さんを通して、子どもたちの声も聞きながら、地元の書店で図書を購入し、寄贈しました。

子どもたちからは、届いた本を見て「やったー!次(追加の本)はいつ来るの?」と喜んで本を手に取る様子があったと、関係者の方から聞くことができました。

浸水で空っぽになってしまった本棚に、また新しい本が並びました。子どもたちが一冊の本をきっかけに、少しでもほっとできる時間を過ごしてくれることを願っています。

国内緊急人道支援担当 中井