【令和元年8月九州北部豪雨】民間ボランティアセンター支援と「週末子ども広場」を開催
この度の豪雨水害により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
シャンティ国際ボランティア会は、2019年8月27日から佐賀県と福岡県、長崎県を中心に発生した集中豪雨で被害を受けた地域で緊急救援活動を行っています。特に被害の大きかった佐賀県武雄市と、佐賀県大町町で、地元の市民、個人、団体、外部支援組織らと協力し、市民と民間ボランティア団体が運営する武雄市第二ボランティアセンターの運営支援と、地元の子育て支援団体が企画した「子どもの遊び場」作りのサポートを開始しました。
9/7(土)から民間ボランティアセンターの運営を支援
武雄市より要請を受け、災害支援の経験がある武雄市民と県内外から集まった民間ボランティア団体が協力し、民間のボランティアセンターとして「おもやいボランティアセンター」が立ち上がりました。9月7日(土)から武雄市第二のボランティアセンターとして、ボランティアの受け入れを開始し、シャンティ職員もボランティアセンターの運営に参加しました。シャンティは今後も「おもやいボランティアセンター」の運営支援を行っていく予定です。
ボランティア受付の詳細については「おもやいボランティアセンター」までお問い合わせ下さい。
9/8(日)武雄市で「週末子ども広場」を開催
シャンティは特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパンと協力し、武雄市で放課後の子どもの居場所づくりに取り組む「よりみちステーション(代表・小林由枝)」が企画した「週末子ども広場」の開催を支援しました。
よりみちステーション代表・小林由枝さん
床上・床下浸水の被害があった家庭にとって、家の片付けができるのは休日の昼間の時間帯しかないため、子どもたちを安心して預け、自由に遊べる場を作りたいという、よりみちステーション代表の小林さんの呼びかけに賛同した地元や県内外の支援団体が参加し「週末子ども広場」が実施されました。第一回目は武雄市内の常行寺で開催し、大人を含め、50人以上が参加しました。
9/8 「週末子ども広場」の様子
初動調査を共同で実施したチャイルド・ファンド・ジャパンも「週末子ども広場」を支援
※9月中は毎週日曜日(3連休は日曜日と月曜日)、「週末子ども広場」を開催する予定です。
今後の九州北部豪雨被災地域での取り組み
保護者や周りの大人が目を向けるのが難しい時期だからこそ、子どもたちに目を向け適切な環境を整えられるように支援しています。また、子どもたちを預かる事で保護者や周りの大人も集中して家の片づけが出来るなどの声も出ています。活動の進捗については、随時お知らせさせていただきます。また、被災地で必要な支援を行うには、皆様のご支援が必要です。どうぞご支援よろしくお願いいたします。