2012.01.13
海外での活動

活動を始める前に...

ラオス

ラオスは今年、辰年です。 ラオス語で辰はマローングです。

『日本も今年の干支は辰なんだよ』と言って、日本の干支の辰を見せたら

『辰年なのに、どうしてヤギの絵が描いてあるの?』と、

ラオス事務所きってのアーティスト系スタッフが一言。

話は飛びますが、活動によっては毎年、活動の対象者(校)が変わるものがあります。

移動図書館活動がそれに当たります。

対象校を決めるための調査のために小学校を訪問してきました。

今、ラオスの教育省は全国の小学校に図書室の設置を進めています。

しかしながらヴィエンチャン首都にある小学校でさえ、未だに図書環境が

整えられていない小学校が多くあります。

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本棚はあるけれど...

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本はあるけれど...

 

 多くの小学校では読書推進のための研修会を受けたり、図書の寄贈の

支援を受けた経験が、子どもたちに読書の機会を提供できない小学校があります。

 そのような小学校では少し時間をかけて校長先生からお話を聞きます。

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色違いのペア・ルック姿で聞き取りをするSVAラオス事務所スタッフの

ミンチェン(白)と、ワンサイ(緑)。
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聞き取りだけでなく、職員室に貼られた留年や退学した児童の数、

期末試験の結果などもチェックするようにしています。

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色々な側面から複数の小学校を見て、移動図書館活動の対象となる

小学校を決めていきます。

なかなか難儀な作業ですが、これを終えないと次に進めないのです。

SVAラオス事務所 鈴木淳子」

(調査に行った時も私のカバンの中にはウサギオジサンが忍んでいました)

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