ラオスに着任しました。
サバイディー。 東京事務所での研修を終え、5月6日付でラオス事務所に着任した加瀬貴です。 これまで、主にカンボジアで初等教育、ノンフォーマル教育分野で支援活動を実施しておりました。
ラオスでは、これまでの経験を生かしつつも、ラオスらしさを大切に事業運営に携わっていければと思っています。
今回は、着任して間もないですが、私が感じたラオス事務所の様子をみなさんにお伝えしたいと思います。 勤務初日、これからの新しい出会いを楽しみに、そしてちょっと緊張して、事務所に到着してみると、
現地職員のみんなが「サバイディー」とやさしく声をかけてくれました。
現地職員みんなの素敵なラオス・スマイルを見た瞬間、緊張もほぐれ、なんだかやさしい気分になると同時に、
「これから、事務所スタッフとともに、ラオスの教育発展のために、一生懸命頑張っていきたい」と身が引き締 まる思いでした。
現在、ラオス事務所では、伊藤所長のもと、これまで以上に、事業の質、事務所運営の改善を現地職員が
積極的に行う体制が構築されつつあります。 日々の業務や各種ミーティングでは、課題や解決策について、積極的に意見交換を行う彼らの姿が見られます。
そのような中でも、穏やかに丁寧に話す現地職員たちを見ていると、
ラオス特有のゆったりとした空気を感じることがよくあります。 そんな雰囲気もあって、時には「あ、忘れちゃった。ごめんね。」、「次から気を付けようね」、
「それは私がやっておくね」というやりとりを見ることも。
問題や課題があっても、お互いがお互いをフォローし合い、日々の業務に真摯に取り組む彼らの姿が
とても頼もしく思え、また一人一人が和を重んじる姿勢は、どこか私たち日本人にも通じる
部分があるのかもしれないと感じています。 来週から、事業形成調査を含めた、地方出張が始まります。 ラオスの子どもたちが抱える現実を知り、私自身がラオスの子どもたちのためにできることは何なのか
を精一杯、学び、考え、そして事務所一丸となって実行していきたいと思います。 今後とも、ラオス事務所への暖かいご支援、よろしくお願いします。