2013.08.02
海外での活動
移動図書館車を改装しました。
サバイディー。ラオス事務所の加瀬貴です。
SVAラオス事務所では、ビエンチャン首都にて移動図書館活動を実施しています。
移動図書館活動になくてはならないのが、たくさんの本を積んで走る移動図書館車です。
こちらがこれまでの移動図書館車。
そして、今回改装した移動図書館車がこちら。
両サイドにイラストが描かれています。
満面の笑みのミンチェン職員。彼は、移動図書館活動の要であり、読み聞かせのスペシャリストです。「図書館車に描かれたイラストは、ラオスに伝わるお話が基になっています。イラストを見て、子どもたちがもっともっと読書に興味を持ってもらえると思います」と力強く話してくれました。
それぞれのイラストは、SVAラオス事務所で2009年、2012年に出版した絵本の物語を基に、描かれています。
ラオスの小学校は、9月からの新学期を控えて、現在長期休み中です。移動図書館車も、9月になればビエンチャン首都の小学校8校に巡回に出かけます。
移動図書館活動では、子どもたちに読書機会を提供することに加えて、学校図書の管理・運営法、読み聞かせの実施方法などを小学校教員に指導しています。
図書館車が来ると、早く本を読みたいと、たくさんの子どもたちが我先にと、本を運んだり、皆が本を読むためのスペースにマットを敷いたり、図書館活動の準備を率先して行う姿が見られます。そんな姿を見ると、子どもたちにとって、とても大切な活動なんだと実感します。
ラオス事務所一同、改装した移動図書館車で、より一層、ラオスの子どもたちのためになる移動図書館活動を実施してきたいと思います。
SVAラオス事務所
加瀬貴