2014.02.28
海外での活動
ルアンパバーン県ヴィエンカム郡での初めての読み聞かせ
サバイディー。ラオス事務所です。
先日、移動図書館活動担当のミンチェン職員が、ルアンパバーン県ヴィエンカム郡で、カムとモンの子どもたちが通う小学校で、読み聞かせを行いました。
それまでは落ち着きがなかった小さい子どもたちも、絵本に描かれているイラスト、そして、ミンチェン職員の臨場感たっぷりの読み聞かせに、一気におはなしの世界に引き込まれていきます。
ラオス事務所の一員として加わって1年が経ったヴァンコム職員も、子どもたちとのゲームに挑戦しました。
絵本や図書館活動に接する機会がほとんどない子どもたちにとって、とても新鮮だったようです。
カムとモンの子どもたちは、カム語、モン語というそれぞれの言葉をもっています。特に低学年の子どもたちは、まだまだ、ラオス語が分かりません。しかし、そのような中でも、読み聞かせや歌、ゲームに、目を輝かせていました。
事業地が首都ヴィエンチャンから遠いこともあり、少しホームシックになっていたミンチェン職員ですが、ほとんど絵本にふれる機会がない子どもたちを前に読み聞かせをし、改めて、そのような子どもたちに対する図書館活動の意義、必要性を感じたと語ってくれました。
ラオス事務所 竹谷麻莉子