ミャンマー文化に学ぶ日々
こんにちは。ミャンマー事務所の中原です。
こちらは雨季に入り、毎日ではありませんが雨も降り始め、停電が多くなって
きました。ミャンマーでは停電時には発電機を使用して電気を作るのですが、事務所
にはまだ設置ができていません。実際、発電機自体はすでに届いているのですが、
騒音や振動を抑えてくれるためのケースに入っていない、裸状態のものが届きました。
これでは雨が降ると本体が濡れてしまい、故障もしてしまいます。
発注先に問い合わせをしてもらっているのですが、オーナーがずっと不在、また別の
従業員に尋ねても分かりませんとの回答で、待つこと数週間。ついは諦めて、他の業者
にケースを作ってもらうことにしました。
先週は連日で、3~4時間の停電が続き、その間、仕事は中断。暑さで窓を開けると今度
は虫が入ってきて、、、諦めて閉める。電気って本当に貴重だとつくづく感じます。
事務所備品もようやく整ってきましたが、ピーでは在庫がないものが多く、ヤンゴンから
発注してもらう状況です。ですが、必要な数と同じ種類が揃わないのが頭の痛いところです。
結果、既製品は諦め、ピーの業者にオーダーメイドし、少しずつ揃えていっています。
オーダーメイドといっても金額が手頃なのが何よりの救いですが。
ミャンマーでの生活を始めてまだ数ヶ月ですが、異なる生活習慣や文化に直面し、日々
葛藤です。後になってみると笑えることの方が多かったりするのですが。
とは言え、瞬間は苛立ちが多く、器の小さな人間だなあ、と反省です。
最後に最近あったゆかいな話しを。
会議用の机を発注したところ、何故かサイズも色も異なる机が完成。同じ色のペンキが店に
なかったので、同系色を探し塗ったとのこと。業者に来てもらい早速に手直しをお願い
しました。「色、全く違いますよね」苦笑いしていたペンキ屋さんでした。
試練はまだまだ続きます(笑)
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ミャンマー事務所
中原 亜紀