初の読み聞かせ活動

ミャンマー

最近のピー事務所の図書館スタッフたちは大忙しです。
ピー県の各公共図書館で開始された読み聞かせ活動のモニタリングへ通う日々が続いているからです。
図書館では図書館員とシャンティスタッフが共に読み聞かせ活動を行います。

一時間弱車を走らせ到着したのはパダウン公共図書館。
既に子どもたちが首を長くして待っていました。

プログラムは、まず図書館員の絵本の読み聞かせから始まりました。
彼女は今年８月に行った図書館研修会にて読み聞かせの理論・実践を学んだ図書館員です。
図書館に集まった２０数名の子どもたちはみんな食い入るようにじっと絵本を見つめ、図書館員の語る物語の世界へのめり込んでいました。

絵本の読み聞かせの次は、シャンティのネインスタッフによる歌と踊りのプログラム！
トータスタッフのギターの音楽をバックミュージックに、１，２，３・・・とリズムにのって体を動かします。

最後のプログラムは、折り紙です。
今日は何を教えてもらえるのかな？

「お星さま」でした！

聞く、歌う、体を動かす、手を動かす…と五感を使うプログラムとなりました。子どもたちの楽しそうな声が響き渡る大成功の1日でした。

「またお話しを聞かせてね！」
と元気よく帰っていく子どもたち。

最後に図書館員とシャンティスタッフで振り返りミーティング。
今日の活動で良かった点と改善点を話し合いました。

このパダウン図書館の前には、「図書館が大好き！」と書かれた掲示物があり、シャンティのスタッフも感激しましたが、

子どもたちがもっと図書館を好きになってもらえるように、図書館員とシャンティスタッフが力を合わせて読み聞かせの活動をより充実させていきたいと思います。

ミャンマー事務所
本丸愛子