ミャンマーの新学期が始まりました！
ミンガラーバー！ネーカウンラー？（ミャンマー語でこんにちは！お元気ですか？）
ミャンマー事務所の長沢です。
6月に入り、新学期が始まりました。朝の道路は学校へ子どもを送る親のバイクや自転車で大混雑です。ミャンマーの学校は6月から翌年の2月下旬・3月上旬まで、3～5月学校はお休みです。
昨年の建設支援校の一つ、ザヤトゥカ寺院小学校を訪問してきました。昨年までは3名の先生で5学年を見ていましたが、今年からは5つの教室で勉強できることから2名増員し、1学年に先生が一人ずつ教える環境が整いました。
こちらは5年生の様子。休み明けに久々に会った子どもたちに手を振ってもらいました。
ウピニョバタ校長先生にお話を伺うと「昨年は新学期が始まって1週間経つと『古い校舎で勉強したくない』と学校に来なくなる生徒がいました。ところが今年は新学期が始まり3週間経ちますが、一人も休む生徒はいません。新しい校舎のおかげです。」とおっしゃってくださいました。
こちらは今年の建設支援校の一つ、スッカヤー寺院学校です。こちらはまだ古い校舎の暗い教室の中で勉強しています。
半屋外のスペースで勉強する子どもたち。
学校建設事業では学校側としても担っていただく役割があります。スッカヤー寺院学校では、教室スペースとして使っている、建物の外に屋根を設置した簡易スペースの壁と床の修理をお願いしました。新学期が始まる前に修理が全て完了していて、勉強している子どもたちも快適そうでした。
そして最後が夜間小学校（ノンフォーマル初等教育）の新学期です。こちらは6月15日から開始しました。新学期3日目に訪問しましたところ、昨年から継続の生徒たちが次のレベルに進んで引き続き頑張っている姿、新しい子どもたちが一生懸命勉強している姿を見ることができました。
新学期早々ではありますが、家の事情などで早速欠席せざるを得ない子どもたちもいると先生からお聞きしました。厳しい環境の中でもより多くの子どもたちが小学校卒業資格を得られるように、今年度も引き続きサポートしてまいりたいと思います。
最後におまけで・・・
ザヤトゥカ寺院小学校の子どもたち。屋外でのアクティビティ。この学校の子どもたちは本当に元気で明るくて人懐っこいです。
そして今年度の建設支援校の一つ、ミャレイヨン寺院学校の子どもたち。パワーを送っています。何に送っているかは・・・ご想像ください。
来年には新しい学校ができる予定、みんな楽しみに待っててね！
ミャンマー事務所 長沢有華
