ミャレイヨン寺院学校竣工式!
ミンガラーバー!
ミャンマー事務所の長沢です。だんだんと夏の訪れを感じる今日この頃、日中は外にいるとしんどい季節になり、いつも元気な寺院学校の先生たちがふらふらとしているほどです。蚊も大量発生です。
2月16日に昨年建設支援をいたしましたミャレイヨン寺院学校の竣工式を行いました。今回大変残念なことに、建設のご支援者さまはご参加ができなかったのですが、シャンティの若林会長、アジア地域ディレクターの八木沢など、日本からの参列者と共に式典を行うことができました。少しではありますが、式典の様子をご紹介させていただきます。
こちら校長先生。私たち日本人スタッフにはジェスチャーとユーモアたっぷりのジョークを交え、いつもコミュニケーションを取ってくださいます。式典の1時間ほど前に頭を剃ってきたとご報告いただいた際の一枚。
お客様をお出迎えするためにスタンバイしている子どもたち。きちんとお化粧をしています。式典中にはこの衣装でダンスも披露しました。
テープカットの様子。左からトゥザナ校長、シャンティ若林会長、ピー県寺院学校委員会委員長のザネインダ僧侶。この日は天気にも恵まれ、竣工式の始まりに、この風船が青空に飛んでいく姿はとても素敵でした。
式典には他の寺院学校の校長(僧侶、尼僧)、そして教員も参加していました。またミャレイヨン寺院学校の生徒、保護者、近隣住民など、合計で250人程が参加し、大変盛大な式典となりました。
生徒からのお礼のパフォーマンス。一つ目は高学年の生徒が歌を歌い、二つ目はこの低学年の生徒による踊り。式典中に厳かな表情で座られていた前列のミャンマー人僧侶の皆さんも思わずにこやかになってしまうほど、可愛らしいダンスを披露してもらいました。
踊っている生徒を横から応援する先生たち。
最後に参列者全員で記念撮影。
生徒代表のテットゥヤミンウーさん(5年生)はスピーチで、「雨風が強い時期の旧校舎での勉強は特に大変でした。また、旧校舎では十分なスペースがなく椅子と机の状態もよくありませんでした。(中略)ご支援者の皆さま本当にありがとうございました。長きにわたって使い続けられるように校舎を大切に使っていくことをお約束します。また、この寺院学校、さらには国を発展させられるように努力していきます。」と最後に述べていました。
私は昨年この学校行って何度も旧校舎で勉強している姿を見てきました。厳しい環境下であれだけ一生懸命勉強していた子どもたちなのだから、新校舎でより一層勉学に励んでくれること、そしてこの子の言葉通り自分たちの学校や国を発展させられるような存在になっていくことを想像しながら、私はこの子のスピーチを通訳していました。
校長先生、教員の皆さん、念願の校舎完成本当におめでとうございます!
ミャンマー事務所 長沢有華