社会人からインターン、やってみました
ミンガラバー(こんにちは)
2018年1月28日から約1カ月間、ミャンマーで2018年春季NGO海外研修プログラム(*)に参加した岩松智子です。
今回のブログでは、私が研修中に感じたことを書いていこうと思います。
(*)NGO海外研修プログラムとは、国際貢献の担い手の育成を目的とし、国際協力活動に関わりたいと考えている方に、シャンティの海外事務所での研修機会を提供するプログラムです。
研修へ参加したきっかけ
私の話を少しすると、大学を卒業してから約5年半、企業で働いていました。そして、昨年9月に退職し、NGO業界に飛び込みました。NGOで働くにあたり、海外の事務所の仕事なども見て今後の働き方について考えたいと思ったことがきっかけで、今回のNGO海外研修プログラムに挑戦ました。
ミャンマーでの生活
ミャンマーでの生活は毎日が驚きの連続でした。食事や衛生環境などが日本と大きく異なり、中には慣れるのに時間を要するものもありました。しかし、大変なことばかりではなく素敵なこともたくさんありました。たくさんあるパゴダ(仏塔)はどれもとても綺麗で、特に上の方に付いている鐘が風に吹かれて鳴ると、とっても癒されました。
ピー市内にある、シュエサンドーパゴダはとても大きく、お年寄りから小さい子まで一生懸命何かをお祈りしている姿はとても新鮮に映りました。海外で働くということは、その土地の生活や文化も受け入れて尊重していくことが大切なのかなー、と思いました。
NGOという仕事
事務所で1カ月、仕事の一部をさせてもらい驚いたのはデスクワークの多さです。私の勝手なイメージですが、現地では、視察に行ったり、とにかく外に出るものかと思っていました。もちろん、現場に出てインタビューをしたり、学校の竣工式のお手伝いも行いましたが、翻訳などのデスクワークは予想より多く、現場のリアルを見ることができたように思います。
ただ、そうは言ってもデスクワークも含めて全てが大切な仕事であり、見ることのできた多くの仕事が現地と日本をつなぐ仕事でした。現地と日本を繋ぐ架け橋になっている職員の皆さんの姿を間近で見ることが出来て、貴重な機会だったと思いました。
国際協力業界に興味がある人はぜひ!
企業を辞めて、不安もありましたが、このような研修の機会を頂けて本当にラッキーでした。ミャンマーでの1カ月は多くのことを考え、学ぶことができました。この経験をこれから始まるNGO業界での仕事に活かせるよう、改めて整理していきたいと思います。
空港に一人で行ったことすら無かった私にとっては、渡航から帰国まで毎日が「初めてのおつかい」状態でしたが、怪我や病気も一切無く、のびのびと研修生活を送れたのは、多くの方のサポートのおかげだと思っています。皆さん、本当にありがとうございました。
ミャンマー事務所 研修生
岩松 智子
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