ミャンマーと日本は似ている?
ミンガラーバー!!(Helloのミャンマー語バージョン)
現在、ミャンマーのピー事務所にてNGO海外研修プログラムに参加している上智大学法学部3年の栗原綾菜と申します。
研修に参加させて頂いて早2週間経ちました。
2週間の研修の中で私が見つけたミャンマーと日本の共通点について紹介したいと思います!!
①歌が大好き!!
ミャンマー人は歌が大好きな人が多いです。
紙芝居を事務所で作っている際にも現地のスタッフの人は音楽をかけて時に歌を口ずさみながら作業しています。私も部屋にいるときは常に音楽をかけて何らかの作業をしているので似ているなあと感じました。
(紙芝居づくり中です)
また、休日に機会があってピーにあるカラオケ店に行きましたが、
ミャンマーにカラオケ!!!???
と、ものすごく驚きました(笑)
ヤンゴンとは違いピーは田舎だと聞いていたのでまさかカラオケ店があるとは思ってもみませんでした。
同時に日本と同じように歌が人々の身近にあり楽しんでいるのだなと思いました。
②整列の仕方、ではなく
(前ならえをしています)
ミャンマーと日本の共通点は「整列の仕方」ではなく、、、
②子どもたちの絵本に対する興味の高さ
です。
東バゴーの移動図書館事業に同行させてもらいました。移動図書館が初めて来るという学校に見学したとき、子どもたちは初めて見る絵本というものにどのように反応するのか私自身がドキドキしていました。
実際に読み聞かせが始まると、子どもたちは絵本に興味津々で、目をキラキラと輝かせて真剣に聞いている姿、そして自由読書の時間でも子どもたちは初めて読む絵本をいっぱいに楽しんでいる姿を見て、絵本は万国共通で子どもに新しい世界や楽しみを与えてくれ、その世界観に子どもたちも興味を示してくれるのだということを彼らの表情を見て肌で感じました。
(自由読書の時間に仲良く2人で絵本を読んでいます)
(図書館員さんによる読み聞かせを一生懸命聞いています)
③シャンティの活動
現地でNGOが活動するうえで現地スタッフの力が必要なことや協力していくことは研修に参加する前から理解はしていました。しかし、実際に行って見てみて彼らの協力なしに活動することは非常に難しいのだと実感としてわきました。
移動図書館事業や絵本の読み聞かせがなぜ子どもたちにとって重要かを図書館員さんに説明するにもミャンマー語のわからない日本人では十分に説明しきれないけれど、ミャンマー語はもちろん英語にも精通しているスタッフが間に入ることで円滑に進みます。
また、事業の中で現地のスタッフが主体的に行っているものも多く、公共図書館や移動図書館の状況調査に同行させて頂いたときにも現地のスタッフが図書館員さんに状況や活動するうえでの悩みなどを(他愛のない話を交えながら)ミャンマー語で話しあっていました。この近すぎず遠すぎない絶妙な距離感でやり取りができるのは現地のスタッフの方がいてこそだと感じました。
同じ理念のもとに日本人スタッフだけでなく現地スタッフら全員が協力をすることによって、ミャンマーで教育に関する包括的な事業を行うことができるのだと思いました。
残り2週間を切りましたが、多くのことを学び吸収していけるように日々精進していきます。
シャンティ国際ボランティア会 NGO研修プログラム
ミャンマー・ピー事務所研修生
栗原綾菜