ミャンマー人は休みの日にどこへ行くの?-ミャンマー人に人気のシュエセットウパゴダ祭りに行ってみました!
マイソンカッ(シャン語でこんにちは)。今回はミャンマーに住む民族の一つ、シャン族のあいさつを使ってみました!
皆さん、ミャンマー人って休みの日にはどこに行くのか疑問に思いませんか?私自身、ミャンマー人って休暇の時には、どこに行くんだろう?と思っていました!そこで今回は、外国人が殆ど行かない、ミャンマー人に人気のスポットであるシュエセットウパゴダ(Shwe Set Taw Pagoda)に行くことができたので、紹介したいと思います!
シュエセットウパゴダとは!?
そもそも、シュエセットウとは、ミャンマー語で『黄金の足跡』という意味だそうです。その歴史は古く、仏陀が悟りを得た12年後にこの地に居た王によって招待され、その際に階段をのぼった丘の上にある仏塔に場所に足跡を残したことから始まります。
場所はどこにあるかというと、ミャンマー中部のミンブ県という場所に位置しています。ミャンマーは、外国人が気軽に使えるような交通網が発達していないので、ヤンゴンやマンダレーから遠いため、なかなか外国人がいけるような場所ではありません…。地図上だと遠く感じないかもしれませんが、事務所の所在するピー(地図上だとピエ)からは車で5,6時間、ヤンゴンからだと10時間ほどかかります(私も険しい山道を何時間も車に揺られ気持ち悪くなりました…)。
ミャンマー人はシュエセットウパゴダで何をするの?
実はシュエセットウパゴダの周囲では、2月中旬から4月のティンジャン(ミャンマーの新年休み)終了までの間、期間限定で祭りが毎日開催されています!そのため、この時期は多くの仏教徒のミャンマー人がパゴダ(仏塔)へのお参りのみならず、近くの川での水遊びや、屋台で食べ物を食べたり、バンガローのようなホテルで泊まったりと休みを満喫しています。
(泊まる場所は、簡易的に作られた木材のホテルです!)
(ホテルやお店のすぐ近くに川があり、みんなで泳いで遊んでいます!)
多くのミャンマー人は、川遊びとパゴダ(仏塔)へのお参りをしつつ、ホテルの木陰で居眠りしたりして過ごすというのが、シュエセットウパゴダでの過ごし方になります!
ミャンマー人は朝起きるのが早い!
楽しく過ごした次の日の朝ですが、ミャンマー人にとっては特別なイベントがあるため、朝4,5時には起きて準備を始めます。というのも、僧侶が行列をなして人々から食べ物などをもらいにくるためです。ミャンマーではこの光景は一般的なのですが、シュエセットウパゴダ祭りの期間中も、ミャンマー人はご飯などを準備して何十人もの列をなす僧侶の方々に食事などをふるまいます。
最後に
いかがでしたでしょうか?多くの仏教徒のミャンマー人にとって、パゴダ(仏塔)めぐりが休暇の際の主な過ごし方となります。実際、次の日に私もピーまで帰る途中、3つのパゴダにミャンマー人と一緒に立ち寄りました)。仏教とライフスタイルが密接に結びついています。私もまだ赴任して2カ月ですが、これからさらにミャンマー人の文化、ライフスタイルを伝えていければと思います!
ミャンマー ピー事務所 倉持和希