2018.08.17
海外での活動
雨季のネパール
ネパール事務所で今月ボランティアをしている大澤由恵です。
ネパールはいま、雨季真っ盛りです。晴れ間があったかと思えば、スコールのような雨がいきなり降りだすこともしばしば。
先日ヌワコット郡の学校建設予定地を訪れた時、晴れていた朝にはこの時期には珍しいヒマラヤの姿を見ることができました。
このまま晴れが続けばよかったものの車に乗ってしばらく行けば、連日の激しい雨で道がぬかるんでいる場所があちらこちらに。さらには、土砂崩れが発生していたところもありました。土砂崩れを越えるのには一苦労。結局は最寄りの町まで車で4時間、そこからさらに4時間山道を歩いて予定地にたどり着きました。帰りも雨の降る中、そして暗くなっていく中を4時間歩き、やっと車にたどり着いたころにはあたりはもう真っ暗です。車に乗ればまた舗装されてないでこぼこの道を4時間ほど。カトマンズから往復で約16時間の長旅となりました。
目的地までなにが起こるか、どれくらいの時間がかかる予測できない雨季のネパールの道中です。山岳部に住んでいる子どもたちの中には、長い距離を歩いて学校まで通う子も多くいます。安全に登校できることを願うばかりです。