2019.07.14
海外での活動

ネパールの交通標識

ネパール

ナマステ。ネパール事務所長の三宅隆史です。今日はネパールならではの道路標識を紹介します。

ホーン禁止

これは、<ホーン禁止>を意味します。ネパールではドライバーがやたらとホーンを鳴らし、騒音の元になるのでこのような標識があります。日本の山道のカーブでは対向車に知らせるため<ホーンを鳴らせ>という標識がありますが、その逆です。なお首都カトマンズでは、危険時以外はホーンを鳴らしてはいけないというルールが昨年から施行されています。

牛に注意

は<牛に注意>です。ネパールの主要な宗教であるヒンズー教では牛は崇拝の対象ですので、牛が道路をゆっくり歩いていることがあり、ドライバーは牛にぶつからないよう気をつける必要があります。

水牛荷車の通行禁止

は、<水牛荷車の通行禁止>を意味します。ネパールの農村では水牛が農耕や輸送に使われています。水牛荷車はスピードが遅いため渋滞を避けるためにこのような標識があります。

携帯電話を操作しながら歩行禁止

は、最近発表された<携帯電話を操作しながら歩行禁止>です。これは、日本にも必要ですね(もうあるのかもしれませんが)。なお下に書いてある「携帯利用者が前方にいるので徐行せよ」は冗談です。