【祝】今年もミャンマーに学校図書室がオープン!
ミンガラバー!雨季が始まり、バケツをひっくり返した様な雨が降るミャンマーより、伊藤です。
早速ですが、現在ミャンマーで行っている公立学校を対象とした 「ミャンマー読書推進事業」にて、今年の対象学校10校の学校図書室がオープンとなりました。ミャンマーは6月から学校の新年度となりますが、この時期に合わせてみんなで準備を行ってきました。
セレモニーと共にオープンした今年の学校図書室の様子をご紹介致します。
校長先生、先生、生徒、教育局、公共図書館員、地域の方たち、みんなで集まって図書室開設を祝いました。
日本大使館よりもセレモニーに参加頂き、子どもたちに絵本の大切さについて説かれる様子(ミャンマー語にて!)
日本から、タイから、ヤンゴンから届いた各種絵本が配架された図書室。
お馴染みの移動図書館バイクも駆け付け、移動図書館プログラムも実施しました。
先生からの絵本の読み聞かせ披露。この日のために張り切って、先生力作の演劇も用意されてました。(A.トルストイ おおきなかぶ)
紙芝居もみな大好きです。(2018年当会出版紙芝居 ミエーの一杯のカレー)
いよいよオープンされた図書室に駆けていく子どもたち。
新しい図書室で一斉に絵本を読み始めます。
ミャンマーの子どもたちは声に出して本を読みます。
一生懸命、1ページ1ページづつ食い入る様に読んでいます。
ここまで辿り着くのに、多くの方のご協力がありました。
日本で絵本の翻訳シール貼りにご協力頂いた方々、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ事務所からの協力によるタイからの絵本輸送、公共図書館員からのサポート、学校の先生たちや地域の人たちの努力、協力、関係省庁からのサポート、当会東京事務所からの全ての調整、後方支援、本当に多くの方の力が重なってやっと実現できるのです。そんな皆さまの思いを、フロントラインで届けられる喜びを感じる瞬間でもありました。
またセレモニーの様子や支援活動内容は、ミャンマーの国営含むテレビ局や新聞社よりも取り上げて頂きました。ミャンマー語ですが、ご関心あれば是非ご覧ください。
①MRTV(6月19日配信、該当部分:6:05 to 9:08)
②DVB (6月15日配信)
③Myanma Alinn Daily Newspaper (6月15日及び6月20日掲載、下記参照)
さぁ本番はこれからです!この図書室が、絵本が、子どもたちの生きる力となる様、引き続きスタッフ一同頑張ります。
本事業は、外務省の日本NGO連携無償資金協力を得て行っています。