2012.12.09
メディア掲載

大槌町とカンボジア

メディア掲載
新聞

チョムリアップスォー。カンボジア事務所に9年勤務していた、広報課の鎌倉です。

 

東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町で、SVAは仮設住宅団地を巡回する移動図書館活動、集会場や談話室への文庫の設置、旧金沢小学校にかねざわ図書室の設置などの活動を行っています。

 

大槌町で未来のために今日を記録するNewsLabおおつちが発行している「大槌みらい新聞」の最新号が届きました。

 

その特集は、大槌町吉里吉里(きりきり)に住む高校一年生の釜石望鈴(みすず) さんのインタビュー記事。

釜石さんはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんが主宰するカンボジアツアーに参加。

 

ポル・ポト政権下の虐殺が行われた処刑場には衝撃を受けたそう。

 

内戦で焦土と化したカンボジア、津波で町がえぐられるように何もなくなった大槌町。色々思いが交差したそうです。

 

新聞で紹介されているのがSVAの移動図書館車。

 

スラム街での移動図書館では、笑顔の子どもたちに出会い、何枚もシャッターを切った

 

と書かれていました。

SVAも引き続き、大槌町の皆さんの笑顔のために

 

そしてカンボジアの子どもたちの笑顔のために移動図書館車を走らせます。

 

ふと目にした記事が、偶然にも(取材をこちらからお願いしたわけではないのです)SVAの大槌町とカンボジアがつながっていたこと、世界の、人のつながりに驚きつつ。