2016.01.21
プレスリリース

東日本大震災 被災者支援プロジェクトがW受賞

受賞

Facebookでは発表後 早々にご報告させていただいてはいましたが、年末に2つアワードを受賞することができましたので、改めましてこちらでもご報告させていただきます。

2015年11月6日に発表された、生物多様性アクション大賞2015[国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)主催]において、「あつまれ、浜わらす!」の取り組みが、生物多様性に向けた施策として評価され、入賞しました。また、2015年11月24日に発表された、READYFOR of THE YEAR2015[READYFOR株式会社主催] において、「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」の取り組みが、誰もがやりたいことを実現できる世の中にする施策として評価され、サスティナブル部門賞を受賞しました。

「生物多様性アクション大賞」は、暮らしの中で生物多様性を考える5つのアクション(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)に取り組む団体・個人を表彰するものです。「READYFOR of THE YEAR2015」は、日本最初最大のクラウドファンディングREADYFOR?において実施されたプロジェクトに贈られる賞です。

シャンティは、これからも災害救援を通した被災者支援活動にさまざまなかたちで取り組んでいきます。

■「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)について

2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。2010年10月に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された、生物多様性保全のための新たな世界目標達成を目指し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取り組みを推進するため、2011年9月に設立されました。

■生物多様性アクション大賞について

「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)では、暮らしの中で生物多様性を考える「5つのアクション」(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)を広く呼びかけています。「生物多様性アクション大賞」は、この5つのアクションに取り組む団体・個人を表彰し、生物多様性の主流化に貢献するもので、今年で3回目の開催です。

■READYFOR株式会社について

READYFOR(レディーフォー)は日本で最初の、最大のクラウドファンディングサービスです。2011年3月のオープンから3200件以上のプロジェクトの資金調達を行い、日本最多の10.7万人から16億円以上の支援金を集めています。

■READYFOR of THE YEARについて

READYFOR株式会社では、「誰もがやりたいことを実現できる世の中にする」というミッションのもと、READYFORを使って活動を進めたロジェクトを選定することで、今後の社会における同様の取り組みにとってのよい事例とすること、また、社会におけるクラウドファンディングというプラットフォームのさらなる活用に資することを目的としています。

■シャンティの東日本大震災 被災者支援活動への取り組みについて

シャンティは、阪神・淡路大震災以降、国内外20を超える災害救援を行い、東日本大震災では、

宮城県気仙沼市と亘理郡山元町、岩手県釜石市の計3箇所に現地事務所を開設して、発災から4年以上が経過した現在も、長期的な支援活動を行っています。

そのなかで、「あつまれ、浜わらす!」は、津波発生以来、疎遠になっている海と子ども達の関係を取り戻すための自然体験活動で、子ども達が地域の様々な人たちと交流しながら、再び海と向き合う居場所と時間を作るきっかけになっている点。海や自然での体験を通じて自然の素晴らしさや楽しさ、恐ろしさや畏敬の気持ちを持てるようになるための機会を提供している点が評価されたものと考えています。

また、「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」は、過去から継続的に社会にインパクトを出すために挑戦し続けている活動の中で、今後も活動を継続するために必要な資金や支援者の方々を集めるために実施されたプロジェクトに贈らる賞を受賞したもので、2012年から図書室をスタートし、現在も陸前高田の多くの人たちに利用され継続的な今後の活動も期待される点が評価された。

 

「あつまれ、浜わらす!」の取り組み

http://sva-old.skr.jp/kesennuma/child_sva.html

「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」の取り組み

https://readyfor.jp/projects/an_empty_library

 

シャンティは、これからも被災者支援活動にさまざまなかたちで取り組みながら、被災地の方々に寄り添っていきます。

(緊急救援室 笠井)