2024.01.12
組織情報

第2回「グローバル難民フォーラム」にて宣言を提出

宣言

2019年から、国内外の難民支援の担い手が一堂に会し、その知見や経験を次なる行動につなげる場として「グローバル難民フォーラム」が、4年に1度開催されることで始まりました。第2回グローバル難民フォーラムは昨年2023年12月にスイスで開催され、日本を含む6カ国が共同議長国を務めました。

グローバル難民フォーラムでは、「難民に関するグローバル・コンパクト」の理念に基づき、各国政府やステークホルダーが実施中/計画中の長期的支援を「宣言」として提出することができます。シャンティも、他団体と共同で「宣言」を出しました。内容は以下の通りです。

難民を含む在留外国人への包括・包摂的な支援の実施について

政府はこれまで、留学生および外国人就労に関して、受け入れを拡大させてきたが、十分な受け入れ・支援体制が整っているとはいいがたい状況にある。こうした状況下で、適切な支援につながらず、困窮する外国人は少なくない。在留外国人の年齢層は子どもから大人までおり、かつ抱える問題も、就労、就学、住居、医療など多様である。しかし現状ではそうした問題に包括的に取り組むことができる体制は十分に整っていない。そこで、本プレッジは、次の4年間を通して、さまざまな問題に取り組む多様なセクターと広く連携して、在留外国人のそれぞれのライフステージや多様なニーズに応じた、包括的、包摂的な支援を実施することを宣言する。

そのほかの宣言はこちらからご覧いただけます 

UNHCRのウェブサイト