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2025.09.02
プレスリリース

アフガニスタン東部地震と、アフガニスタン・パキスタンに おける豪雨による水害に対して緊急支援を開始します

プレスリリース
広報からのお知らせ
海外災害

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(所在地 東京都新宿区/会長 若林恭英/以下シャンティ)は、2025年8月31日(日本時間9月1日未明)にアフガニスタン東部で発生した大地震および2025年6月下旬からの豪雨によるアフガニスタン・パキスタンにおける水害を受け、その被害の甚大さをかんがみ、緊急支援を決定しました。


被害を受けた住宅(写真:連携団体からの提供)

被害状況

アフガニスタン東部地震
2025年8月31日(日)深夜、アフガニスタン東部を震源に、マグニチュード6.0の地震が発生しました。報道によれば、東部クナール州ではこれまでに800名が死亡、2,800名が負傷し、道路が通行不能になるなど、甚大な被害がもたらされています。

シャンティは発災直後から現地事務所と連携し、情報収集を開始しました。当会のカブール事務所、ジャララバード事務所の職員の無事は確認されておりますが、今回の地震により、元職員や過去のプロジェクトで関わった教員、生徒の方々が死亡し、大きな衝撃をもって受け止めています。
また、クナール州に隣接するナンガハル州では、今回の地震で十数名が死亡および数百人が負傷したと見られているほか、地震以前から豪雨により洪水が発生しています。この水害により地震以前から深刻な被害が生じており、これまでに少なくとも5名が死亡し、農地や道路、ダムといったインフラが破壊されました。

地震から逃れた人々(写真:連携団体からの提供)

地震に加え、6月下旬から続く豪雨による洪水被害も
また、隣国パキスタンでも6月下旬から豪雨が続き、死者800名以上、負傷者1,000名以上、被災者は100万人を超え、家屋約8,000軒が損壊するなど、複数の州で大きな被害が発生しています。今後も豪雨が予想されており、さらなる被害の拡大が懸念されています。

今回の地震・水害の被害の全容は未だ明らかになってはいませんが、その被害の甚大さから、シャンティではアフガニスタン東部大地震、同国及びパキスタン水害における緊急人道支援に取り組むことを決定しました。準備が整い次第、現地事務所および関係団体と連携して、食料や生活必需品、衛生用品の配布などを実施する予定です。今後も被災地のニーズに応じて、現地に寄り添った支援を展開してまいります。皆さまのご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


 【アフガニスタン地震へのご支援のお願い】

以下の方法で緊急募金を受け付けています。ご協力をよろしくお願い致します。

■クレジットカード
こちらのお申込みフォームからご寄付いただけます。

*フォーム内のご寄付の使いみちで「海外緊急支援」を選択してください。


■郵便振込

郵便振替:00150-9-61724
加入者名:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
*通信欄に「2025年アフガニスタン地震支援」とご記載ください。

 

報道引用元)
アフガニスタン:
アフガニスタン大地震の被害

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250901/k10014909311000.html

ナンガハル県の洪水被害

https://tolonews.com/afghanistan-195599

<シャンティ国際ボランティア会について>
団体名:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
設立 :1981年12月10日
会長 : 若林 恭英
所在地:〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館2・3階
事業内容 :教育文化支援事業、緊急人道支援事業
公式ウェブサイトURL : https://sva.or.jp/

■プレスリリースの原文はこちらから■

250902pressafger

■被害状況■

(写真:連携団体HealthNet TPOなどからの提供)