電気代を払うだけで寄付になる!?テラエナジーでんき「ほっと資産」
こんにちは。
今日は、シャンティに協力してくださっている、ある取り組みをご紹介したいと思います。
その取り組みとは、「テラエナジーでんき」さんの寄付つき再生可能エネルギーでんきプログラム「ほっと資産」です。
2020年より、この「ほっと資産」の寄付先にシャンティが選定されました。
このプログラムは、社会貢献活動を行う民間団体に使用電気量の2.5%を自動的に寄付するという仕組みです。申し込み時、寄付先にシャンティを選択することができます。
「寄付先カード」
近年、発送電分離が進み、電力の供給先が選べるようになり、数多くの新電力会社が設立されています。
その中で「テラエナジーでんき」は、京都の僧侶が設立したこと、電気使用料金の2.5%を寄付する仕組みを持つこと、自然エネルギーを優先的に80%使用していることに特徴があります。
テラエナジーの代表取締役社長である僧侶・竹本了悟様は、自殺防止の活動団体を運営する中で苦労するのは資金調達だと感じ、改めて寄付をお願いするというより自動的に寄付されるような仕組みがつくれないか、と発案されました。
電気料金に寄付金が上乗せされるわけではなく、電力事業で得た収益の一部(電気料金の2.5%)を「ほっと資産」として積み立て、各団体の活動に寄付されます。
一部地域ではまだ事業を行っていませんが、全国展開に向けて徐々に拡大予定とのことです。
「テラエナジーでんき」については、ホームページ(こちら)からご確認いただければ幸いです。
大手電力会社の”固定価格制”ではなく、”市場連動型価格”を採用しているため、基本的に電気代が安くなるようですが、”市場連動型価格”ゆえに高騰する可能性のリスクもあるようです。
詳細は「テラエナジーでんき」ホームページで条件や注意点などをご覧いただき、ご自分に合うかを見ていただければと思います。
(注)シャンティが「テラエナジーでんき」と業務提携して契約をお勧めするわけではなく、あくまで選択肢の一つとしてご提示するのみとなりますこと、ご理解いただければ幸いです。
毎月の電気代を払うという日常のことが、誰かの役に立つ活動につながる。この仕組みをはじめて知ったときは目からうろこでした。日常をベースに、あたたかい気持ちや協力の輪がひろがり、良い社会になっていくことを願っています。
広報・リレーションズ課 山室