2023.04.23
読み物

新年度の4月、読書をはじめてみませんか

Books For All
絵本
絵本のチカラ
絵本を届ける運動

こんにちは。皆さまは読書の習慣はございますか。

4月は日本をはじめ、世界各地で読書の機会を推奨する日があります。

2日はこどもの本を通して世界中が国際理解を深めてもらいたいという願いからつくられた「国際こどもの本の日」、10日は「教科書の日(よいとしょの日)」、23日は本の良さを再認識し、親近感を育むことを目的として制定された「世界本の日」です。この日は文豪シェイクスピアやセルバンテスの命日としても有名です。

日本ではこの4月23日~5月12日までを「こどもの読書週間」として読書推進週間でもあります。

日本で戦後まもない頃に開始されたこの「読書週間」は今年2023年で65回目を迎えます。

 
公益社団法人読書推進運動協議会より毎年発行されているポスターの今年の標語は「ひらいてとじた笑顔が増えた」です。本の数だけ、笑顔があふれてくるような標語になっています。

2022年「こどもの読書週間」のポスター
引用:公益社団法人 読書推進運動協議会

「本を「ひらいてとじた」あとには、いろいろな「笑顔」があります。さまざまな笑顔を引き出す本と子どもたちが出会う習慣になってほしいと思います。」と読書推進運動協議会の方は話します。

シャンティが1999年から行っている「絵本を届ける運動」では、絵本が不足している活動地の国や地域に日本から絵本を届けており、2024年で25年目を迎えます。

現地の子どもたちが母語で読めるよう、日本語の絵本に現地語の翻訳シールを貼って届けており、カンボジア・ラオス・ミャンマー・アフガニスタン・ミャンマー(ビルマ)難民キャンプの5か国・地域に絵本を届けています。これまで38万冊以上の絵本を皆さまと一緒に活動地へ届けてまいりました。

絵本の世界は楽しい!(ミャンマー、©Yoshifumi Kawabata)

現在シャンティでは2023年度「絵本を届ける運動」参加者を募集しています。ぜひ、この「こども読書週間」をきっかけに、昔読んだ懐かしい絵本に触れたり、お子さまと一緒に絵本を読みながら、現地の子どもたちに届ける翻訳絵本を作成しませんか。

 

  • 絵本を届ける運動お申し込みはこちらから。

 

担当 広報・リレーションズ課