2025.12.25

2025年のお礼

スタッフの声
メッセージ
活動風景

日ごろよりシャンティ国際ボランティア会をご支援くださり、ありがとうございます。
2025年もアジアの7か国8地域で子どもたちの教育、人々の文化を守りたいという強い気持ちで日本人職員、現地職員が一丸となって事業を実施しました。
活動を支えてくださるご支援者の皆さまに感謝申し上げます。


photo by Yoshifumi Kawabata

今年は、シャンティがミャンマー(ビルマ)難民事業事務所を開設してから25年がたちました。
社会情勢が大きく変化する中で困難に直面することが多々あり、これまでの道のりは決して平たんではありませんでした。

ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所のセイラー副所長はこのように話しています。
「皆さまの温かいご支援のおかげで、25年間活動を続けることができました。私の願いは、難民キャンプで暮らす人びとが自由を手にし、より良い未来を歩めること。そして若者たちに、学び続ける機会が与えられることです。小さな手が集まれば、大きな変化を生み出せると信じています」

photo by Yoshifumi Kawabata

中原所長はこのように話しています。
「私たちNGOの活動は根本的な難民問題解決に力は及ばないかもしれませんが、今を生きる難民の人たち、子どもたちに日々の喜びや幸せを少しでも感じてもらいたいと願い続けてきました。
2021年以降、ミャンマー国内の情勢から帰還の目途が途絶えてしまったことはご承知の通りです。難民キャンプで生まれ育った子どもたちは祖国を知らず、また外の世界に触れることも出来ずにいます。そうした中でも図書館が尊厳や文化を守り、生きる力を与えてくれる場所であることを信じて支援活動を継続したいと思っています」

photo by Yoshifumi Kawabata

2026年もシャンティは、カンボジア、ラオス、アフガニスタン、タイ国境ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、ミャンマー、ネパールなどの活動地において学びを必要とする人たちのために、あらゆる人と手をとりあい、教育文化支援と緊急人道支援に取り組みます。
来年もご支援、応援いただきますようお願いいたします。

どうぞ、良いお年をお迎えください。

事務局一同


photo by Yoshifumi Kawabata