2025.05.31

ラオス 「国際子どもの日」みなさんはどう祝いますか?

スタッフの声
ラオス

みなさんこんにちは。ラオス・ヴィエンチャン事務所のビーです。

明日6月1日は、「国際子どもの日」です。世界各地では、子どもの権利や保護に関連した様々な催し物が行われているかと思います。

 

「国際子どもの日」の過ごし方 in ラオス

ラオスの子どもたち

ラオスの6月1日は、子どもが”子どもらしくあること”を楽しみ、両親や家族と有意義な時間を過ごすための特別な休日です。学校や自治体に留まらず、各地のデパートや公共の施設では、子どもたちが楽しい思い出を造れるようにと、ダンスや歌、スポーツ、ゲーム大会等のイベントや活動が企画されます。

そこに参加する子どもたちは、キャンディーやノート、鉛筆などの小さなプレゼントを受け取り、笑いと幸せに満ちた一日を過ごします。

(イメージ)児童がイベントで歌と踊りを披露している様子

 

ちなみにラオスでは、「国際子どもの日」と「全国植木の日」が同日に祝われます。

そのため、6月1日を前に、多くの学校では植樹活動が行われます。教員が児童に小さな植木を学校に持ってくるように指示し、児童たちは苗を植えます。この活動は、子どもたちの一体感を高め、自然を保護することの大切さを育みます。

 

私にとって、「国際子どもの日」は幸にあふれた思い出でいっぱいです。

私が子どもの頃は、母が私をビエンチャン市内のデパートへ連れて行ってくれて、よく新しい洋服を買ってくれました。その他にもイベントに参加したり、そこで新しい友だちを作ったり、塗り絵を楽しんだりしたことをよく覚えています。

国際子どもの日にイベントに参加したビーさんとビーさんの母親

国際子どもの日の思い出は、私の人生の中で最も幸せな記憶の一つです。この日を楽しく幸せに過ごすことで、翌年も一生懸命勉強を頑張ろうという気持ちになりました。

そう考えると、子どもたちが幸せで安全な子ども時代を過ごすことがいかに重要か分かります。

国際子どもの日は単なる休日ではありません。ラオスの全国民で、子どもたちを守り彼らに力を与えるという共通の責任を思い起こさせるものです。私は、すべての子どもは愛を受け大切にされるべきだと信じています。

子どもが絵本を読んでいる様子 ©川畑嘉文

最後に、明日の国際子どもの日にあたり、すべての子どもたちの幸せと健康、そして成功を祈りたいと思います。いつまでも、両親や保護者、そして社会から多くの愛を受けられますように。

そして、この世界を平和(シャンティ)の溢れる未来に導いてくれる子どもたちを育てるために、ラオス事務所の活動に継続して従事いきたいです。

 

ラオス・ヴィエンチャン事務所 ビー