2022.08.01
読み物

カンボジアのサンポットをオーダーメイド

カンボジア

チョムリアップスオ(こんにちは)!カンボジア事務所の山内です。

ミャンマーのロンジ-、ラオスのシンなど、シャンティの活動地の東南アジア地域には伝統的な巻きスカートがあります。カンボジアの伝統的な巻きスカートはサンポットと呼ばれており、街中で普段着として身に着けている人はあまり見ませんが、学生服や先生の服装として主に着用されています。先生方の着こなしを見ていると、シャツや白いトップスと組み合わせていることが多いです。

小学校建設のための土地計測を一緒に実施した女性の先生達は、カラーシャツや白いトップスと合わせていました。

コロナが落ち着いて以降、学校に行く機会も増えてきたため、せっかくなので先日バッタンバンでサンポットをオーダーメイドしてみました。サンポットは市場で作ることができ、今回は街中のボン・チュック市場に行ってきました。

ボン・チュック市場では衣料品、食品、生活用品などが売られています。


こういったワッフルが売られていたりするので腹ごしらえもできます。ココナッツ風味で個人的に好きなおやつです。


市場の2階は衣料品のお店が並びます。

布をお店で選んで、作ることもできますが、今回行ったお店は希望のイメージに沿って作ってくれるということで、雑誌を見て注文したいスタイルを探しました。

カンボジアには曜日の色があり(詳しくはこちらのブログ「カンボジアの幸せを呼ぶ7色」をご覧ください)、サンポットの生地も曜日の色、もちろんそれ以外の色がたくさん用意されています。日本人的には雑誌に掲載されているものは少し派手な印象を受けたので、インターネットでシンプルなスカートの生地を探して、色の指定と模様が入りすぎていないものがいいというのを伝えました。


その後はお店で採寸します。今回はサンポットに合わせて着るような白いトップスも合わせてオーダーしました。(トップスもフリルが少ないシンプルなものにして欲しいと頼みました)

後はお店が希望の布を取り寄せて制作に入り、完成した時に連絡をもらって、もう1度お店に行きます。今回は多めに頼んだので受け取りまでに少し時間がかかりましたが、市場にある布を使うと、早く完成します。完成後は試着をして、サイズや形に問題ないか確認してもらいます。

緑のサンポットを作りました。(ウェストがジャストサイズなので、もう太れない・・・と思いながらの試着)

服をオーダーメイドする機会は中々ないので、楽しい時間になりました。今度学校に訪問する時に着てみたいと思っています。皆さんもカンボジアにいらした際は、先生達が身に着けるサンポットにぜひご注目ください。

カンボジア事務所 山内