【平成30年7月豪雨】カンボジアと日本の絆
カンボジア事務所の加瀬貴です。
何よりもまず、西日本の記録的豪雨に伴い被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。
私事で恐縮ですが、2018年5月1日から、カンボジア事務所に着任いたしました。
赴任後の2ヶ月間は、カンボジア事務所全体運営、そして各事業運営を理解することに精一杯で、怒涛のような日々が過ぎております。
カンボジアでの勤務経験は、2013年3月まで行っていたことから、5年ぶりにカンボジアに戻ってまいりましたが、カンボジア社会それ自体、そしてカンボジアの皆さんを取り巻く環境は、私が知る5年前の状況とは、大きく異なっていると強く感じています。
しかしながら、変わらないこと、むしろ、これまで以上に「強い」と感じていることが、あります。
それは、カンボジアと日本の「絆」です。
2018年7月、西日本では過去に類を見ない豪雨により、甚大な被害が発生し、多くの方々が苦しんでおられます。
豪雨発生後、この災害はカンボジア国内でも、多くの報道がなされ、カンボジアの皆さんが、自主的に「Pary for Japan」というエールを送る運動を行っています。
カンボジア事務所にも、事業の実施パートナーである教育省関係者、各小学校、その他関係団体の皆さんから「日本の災害に心からの哀悼を表します」との連絡をいただいており、それは今も続いています。
カンボジア事務所ができることは限られておりますが、少しでも、カンボジアの皆さんの思いを日本の被災された方々に届けたく、募金受付もあわせて開始しています。
SVA Cambodia – a message of “Pray for Japan”
SVA Cambodia – Pray for Japan from Schools
学校関係者を含む、本当にたくさんのカンボジアの皆さんから、あたたかいメッセージや募金をいただいております。すべてを掲載するのは、スペースの関係上難しいので、大変恐縮ですが、いただいた写真の一部を掲載します。
バッタンバン州ヴィアル・トリア小学校
コンポントム州コキ小学校
コンポントム州プラサットバラン小学校
バンテアイミンチェイ州ポンレイ小学校
日本カンボジア友好技術訓練センター
カンボジア事務所有志
カンボジアの皆さんが、日本との絆を強く感じてくれているのは、これまでの日本とカンボジアの相互協力のおかげだと思います。
着任にあたり、この大切な「絆」がさらに強くなるように、尽力していきたいと感じています。
カンボジア事務所
加瀬貴