国際こどもの日 in Laos
社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA) は、アジアの子どもたちが、人権である教育を受けられるように、支援を行っています。
先週から、学校や幼稚園、子どもの支援に関わる団体などで、イベントが開催されていました。
市内幼稚園での子どもの日イベント(先週のこと)
踊り?
固まっております、、、。
ところで今さらながら考えてみた「子どもの日」って何?
「子どもの権利を尊重し、成長を祝うことなどを目的」にした日です。
世界の多くの国で子どもの日が設定されているようですが、
国際子どもの日(International Children’s Day) 6月1日
世界子どもの日(Universal Children’s Day) 11月20日
がありました。恥ずかしながら、違いを知りませんでした。
国際子どもの日
1925年にジュネーブの子どもの福祉世界会議で制定され。そして、旧共産圏諸国を中心に、6月1日としている国が多いとのこと。
そう、ここ社会主義国のラオスでは6月1日でした。なぜ6月1日なのかは、不明です。制定された日?
世界子どもの日
1954年に国連総会により制定されたそうです。1959年の「児童の権利に関する宣言」、そして30周年記念の年1989年の「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」が採択されたのが、11月20日だったそうです。
子どもの権利条約。日本は、1990年に条約署名、1994年から批准しています。
⇒http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/index.html
「祝:子どもの権利条約20周年。国際子どもの日」の文字があります。
ここでは、国際子どもの日、世界子どもの日、どちらでもいいみたいです。
子どもの権利条約には、
ラオスも、SVAが活動する全ての国でも、批准しています。
それでもまだ追いついていない。
教育を受けられない子どもたちが多くいる現状。
だから、大人が頑張る必要があるのでした。
国際子どもの日、いつも目の前のことに追われてしまうけれど、
子どもたちの笑顔を見て、ふと立ち止まり、学んで考える日になりました。
社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
伊藤解子