ラオス語奮闘記
サバイディー!
ラオス事務所の仁井です。
早いもので、ラオスに赴任してから既に半年が経ちました。
今回はコミュニケーションの基本である会話、つまりラオス語の奮闘記です。
振り返ると、ラオス赴任当初はいろいろと言葉で苦労していました。
食堂で注文するにも何があるのかメニューも読めず、牛乳だと思って買った飲み物がヤクルトをさらに甘くしたような乳酸菌飲料だったり。
お店の場所を聞くのも、閉店時間を尋ねるのも、レジで支払いをするのも言葉の壁に阻まれ、毎日がチャレンジの連続でした。この過程を通じて、「やっぱり識字教育も、ラオス語の教育も、ラオスで生きていくためには必要だなぁ」と痛感しました。
それから数ヶ月が経ち、現在。
文法も発音も完全に自己流の私のラオス語を、頑張って理解しようとしてくれるラオス事務所スタッフに助けられ、日常生活で最低限必要な言葉を話すことができるようになりました。
ただし、自分の意思は伝えられるものの、相手に何かを質問されると、たちまち答えることができず、困ってしまいます。
スタッフに言わせると、私はまだ幼稚園レベルだそうで、ラオス語での会話は全然長続きしません。一方、他の日本人スタッフが大学生とか言われて、ラオス語で楽しそうに会話しているのがうらやましくて、できるだけ時間を取って勉強するようにしています。
有名な絵付きのラオス語本で、広く浅くいろんな分野の単語と簡単な文章を暗記し、
自分で単語カードを作って読む練習をしたり、
最近もらった文法書で、正しい文法をチェックしています。
また、実地訓練として、スタッフや大家さん、食堂などでも恥ずかしがらず積極的に話しかけるようにしています。
しかしながら、独学ではやはり限界があるのか、なかなか上達しません。
ここラオスには49もの民族がおり、それぞれ異なる言語を話していることは十分承知していますが、まずは公用語であるラオス語で「共に生き、共に学ぶ」ことができるよう、今日もラオス語の上達に励みます!
学校教育支援事業課 仁井勇佑