ヴィエンカム郡でいただくラオス料理
サバイディー。
ラオス事務所の加瀬です。
今回は、事業対象地でいただくラオス料理をお伝えします。
対象地で学校を訪問すると、食堂がある中心地までは車で1時間~2時間ほどかかってしまい、戻る時間がありません。そのため、教員や村長のご家族にお昼ご飯をいただくことが多いです。
必ず食べる「カオニャオ」
必ずいただくのが「カオニャオ」と呼ばれるもち米です。「ティップ・カオ」という”おひつ”で供され、皆でシェアしながら、手づかみでいただきます。
山岳地帯のため、タケノコがたくさん取れます。日本と違ってあく抜きをしないため渋みを感じますが「タケノコの塩ゆで」は個人的には一番好きな料理です。
そして、唐辛子ペーストです。こちらは塩で味付けされており、カオニャオやタケノコに少しづつ、つけて食べます。赴任当初は大変辛く感じて、それほど好みではありませんでしたが、辛い食事にも慣れ、今は大好きな一品です。
タケノコと唐辛子ペースト(中央)。この日は野草のスープも頂きました。
番外編:カブトムシの揚げ物
香ばしく揚がっていますが、日本人の私にはちょっと抵抗があります。食べないのも失礼にあたるので、足の部分を少しだけ頂きました。
(カブトムシです。角が見えます。)
ラオハイ
最後に、ラオハイと呼ばれる、もち米のもみ殻を発酵させたお酒をご紹介します。発酵したもみ殻に水をそそぐと、甘酸っぱい液が出てきます。若干のアルコールが含まれているので、お酒として扱われています。こちらも村でよく出されますが、あまり飲みすぎると、おなかを壊すので要注意です。
村長さんと私で友好の証です。竹のストローを使って回し飲みします。
村の人びとからいただく食事は、うれしくもあり、時にチャレンジでもあります。それでも「本当にありがとうございます。いただきます」という気持ちをもって、ありがたく頂いています。
食でもつながる絆を大切に、事業運営にあたりたいと思います。
ラオス事務所
加瀬貴