子どもたちの笑顔がやりがい!ミャンマー事務所スタッフの一日
ミャンマー事務所の仕事の様子や、世界に誇る2つの遺跡群を紹介。現地スタッフは、どんな1日を過ごしているのでしょうか。
今回は、ミャンマー事務所アシスタントコーディネーター(公共図書館担当)のゼヤさんです。
ゼヤさん
子どもたちの楽しそうな顔がモチベーション!
以前からミャンマーの教育水準の低さと、図書の少なさに関心がありました。あるとき、図書館活動を行う新しいNGOがミャンマーに来ることを知り、「私も力になれたら」と考え入職しました。
現在は、ピー県とタヤワディ県の14館の公共図書館のモニタリングや報告書の作成を行っています。子どもたちが楽しそうに本を読んだり、読み聞かせを聞く場面を見るのがうれしく、日々の活動の中でやりがいを感じています。
ゼヤさんの一日に密着
7:30 起床
7時半に起き、朝の支度をします。
8:00 朝食
朝食では、モヒンガーとナンジットをよく食べます。
8:30 出勤
バイクで出勤します。
9:00 朝ミーティング
朝のミーティングに出た後、その日のスケジュールを確認します。
9:30 メールチェック
Eメールを確認し、仕事に取り掛かります。
10:00 公共図書館のモニタリング
公共図書館のモニタリングに出掛けます。事務所に戻ってから、報告書を書きます。
19:00 夕食
普段は家で家族と一緒に食べますが、外食をすることもあります。
21:00 自由時間
映画を見たり、音楽を聴いたり、ギターを弾いたりします。
23:00 就寝
ブッダにお祈りをしてから、ベッドに行きます。
ミャンマーが世界に誇る2大遺跡のおすすめポイントを教えます!
1つ目は、バガンのピュー王朝時代建立の仏教寺院、シュエサンドーパゴダ。
見晴らしの良い丘にあり、釈迦の聖髪を納めたとされる黄金の仏塔があります。ミャンマー伝統の八曜日占いに即した8つの祭壇があり、生まれた曜日の祭壇に祈りを捧げます。
2つ目は、ピーのシュエミャッマンパゴダというメガネをかけた大仏。
大仏の建立者、ドゥダバウン王の視力が悪化した際、「大仏にメガネを寄付すれば回復する」という助言に従ったところ、視力が戻ったという逸話が残っています。以来、大仏にメガネがかけられ、視力を回復させたい人々の信仰の対象となりました。
世界の現場からAIR MAIL「現地スタッフの一日」
本記事は、シャンティが発行するニュースレター「シャンティVol.297 (2018年秋号)」に掲載した内容を元に再編集したものです。
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