2014.05.19
あなたにできること
「EFAグローバルモニタリングレポート」シンポジウムが開催されました
SVA東京事務所の常務理事の市川です。
2015年までに初等教育の完全普及を達成するため、その進捗状況を発表している「EFAグローバルモニタリングレポート」。今年の日本語版レポートが発表され、そのシンポジウムが、5月18日、JICA市ヶ谷ビルで、開催されました。参加者は、100人以上、熱気に包まれている中、様々な報告がされました。
いまだに、不就学児童が5700万人。学校に通っても、2億5000万人が基礎学力を身につけていません。また、すべての女性が初等教育を受ければ、子どもの死亡率が減少し90万人の命を救うことができます。2015年まで1年半あまり。待ったなしです。
また、パネラー同士の意見交換で、印象的だったのが、「EFA(Education for All)」から「LFA(Learning for All)」という提案でした。つまり、「すべての人たちに教育を」から「すべての人たちに学びを」への方向転換とのご提案でした。
学ぶ喜びを一人でも多く方に広げるため、今日も、海外の各事務所の奮闘が続きます。