シャンティの活動についてより詳しく! 映像 シャンティの事業紹介
本日は、シャンティの活動動画の紹介です。シャンティについてたくさん知っている方も、初めましての方も今回紹介するシャンティの事業紹介動画をみながら、改めて私たちの想いを確認してもらえたら嬉しいです。
本動画はこちらから。
シャンティは「共に生き、共に学ぶ」平和(シャンティ)な社会を目指し、1981年に設立されました。シャンティは2021年の40周年の節目に、「学びが生まれ続く仕組みづくり」の見直しを行いました。
「学びが生まれ、続く仕組みづくり」とはいったいどんなものでしょうか。
1学ぶための教材
2学びを届ける人
3安心して学べる場所
4学びと出会うための活動
シャンティはこの4つの要素が必要不可欠であると考えます。
それでは、本動画をみながら一つずつ確認していきましょう!
1学ぶための教材
学ぶための教材とは、地域のことばに翻訳された絵本です。
シャンティでは日本語の絵本に現地のことばのシールを貼って、学びへのアクセスが困難な子どもたちへ届けています。
この翻訳絵本は、ボランティアや企業の研修など多くの人々の手でつくられています。
毎年、その数1万6000冊の絵本が日本を出発しています。
絵本の配達方法は、飛行機や船、それらが困難なときは人の手を使って、ボートや時にはロバに乗って、図書館や子どもたちの手に届けています。
トラックに乗せて
ロバに乗せて
また、絵本が少ないアジアの国々で、その国の民話や伝統文化を伝えていくため、絵本の出版も行っています。
多くの人の支援で作成されている翻訳絵本。子どもたちに絵本を届けたいたくさんの人々の想いが伝わってきますね。
2023年の翻訳絵本作成は今年1月5日より受付を開始しています。皆さまのご参加をお待ちしております!
2学びを届ける人
私たちは教育現場を担う人々の育成にも力をいれています。
この動画では、ミャンマーで図書館員として活動するティン・ティンさんのエピソードが取り上げられています。本動画はこちらからご視聴いただけます。
絵本の良さを最大限に引き出すためにも、読み聞かせを行うスタッフの育成もとても重要です。
3安心して学べる場所
私たちは学びの拠点となる場所づくりにも力を入れています。
前回の動画紹介の際にもお話したカンボジアの図書館「奇跡の図書館」が取り上げられています。この図書館はシャンティの支援によって建設されました。本動画はこちらからご視聴いただけます。
校長先生の本当にうれしそうな表情は忘れることができませんね。
私たちは子どもたちが安心して学べる場所が復興の拠点となることを願っています。
4学びと出会うための活動
図書館がある場所から遠方に住んでいる人にも絵本を届けたい、そんなときは移動図書館の出番です。どんな子どもたちにも絵本に触れる機会を提供しています。
他にも字の読めない大人や学校に通えない子どもたちへ識字支援プログラムの提供、学ぶ機会のなかった女性には女性専用の施設をつくり、識字や手仕事の教室を開催します。
フェアトレード商品の開発、販売をおこなうクラフトエイド。貧困の連鎖を断ち切るための取り組みです。毎年現地の作り手さんたちによって作られた新しい商品が販売されています。
ご関心あるかたはこちらから。
いかがでしたか。
シャンティは4つの柱である、1学ぶための教材、2学びを届ける人、3安心して学べる場所、4学びと出会うための活動をモットーに、本から生まれる可能性を信じて、子どもたちに学ぶきっかけを提供しています。
私たちの活動が成り立つのも、皆さまの温かいご支援があるおかげです。これまでのご支援に心より感謝申し上げます。
弊会のYoutubeページも是非ご覧になってみてください。
担当 広報・リレーションズ課