【絵本ワークショップ】ミャンマーへ届ける翻訳絵本づくりを杉並区図書館で開催
2023年6月11日(日)に杉並区立今川図書館主催の絵本を届ける運動「絵本にシールを貼るボランティア」イベントが
図書館2階の多目的室で開催されました。
募集定員ちょうどの10名の方がお集まりくださり、一緒に活動地の現状を学びながら絵本づくりをしました。
皆さん館内に掲示されているポスターを見て申し込んでくださったそうです。
週に何回も本を借りている図書館が大好きという中学生もいて始まる前から何だか嬉しい気持ちになります。
連動しているYA(ヤングアダルト)や児童図書の6月テーマのチラシも一緒に配布されていました
・開始時間の13時が近づくと続々と参加者が集まり、図書館員さんと一緒に多目的室の後方に展示されているパネルや関連図書のご紹介。
・13時開始。今回のイベントを企画してくれた図書館員の村岡さんによる「世界の教育課題」や「絵本を届ける運動が必要な理由」についての説明があったあとに、
動画「本の力を、生きる力に。」で現地の様子を見てもらいました。
『やさいのおなか』を読み聞かせをする図書館員の村岡さん
・今回作成する絵本2タイトル『やさいのおなか』きうち かつ(著)・福音館書店、『いろ』いもと ようこ(著)・金の星社 を図書館員さんによる読み聞かせの後に、
どちらか好きなタイトルを選んでもらったところ、ちょうど5名ずつで全員に希望した絵本を渡せることに。
・作り方を確認して、いよいよ絵本作りスタート。はじめは皆さん、黙々とつくります。
「まっすぐに貼れるコツを教えてください」「イラストにかからないように切りたい」などの声をいただき、少しでもきれいにつくりたいという思いが伝わってきました。
・はじめてのビルマ語に、「日本語は「ねぎ」なのに、なんでビルマ語だとこんなに文字数が多いんですか?」「丸っこくてどこから書いたらいいの?」などの質問もいただきながら完成となりました。
「早速、関連図書を借りて現地のことを勉強します」という参加者の方がいたり、
「同じ本に携わる者として活動を応援しています」という温かい言葉を図書館員さんからいただいたり、
私たちも励まされるイベントでした。これからも引き続き、アジアの子どもたちにより良い支援を届けられるよう努めてまいります。
広報・リレーションズ課 平島