2023.11.23
あなたにできること

ありがとうございます!感謝の気持ち

こんにちは。経理課の竹本です。

シャンティは株式会社クニエ様が運営されるチャリティプログラムOne Click for Smileに参加しており、10月がシャンティへの寄付の対象月となっていました。

このチャリティプログラムはワンクリック募金という仕組みです。ワンクリック募金とは、該当のチャリティのWebサイトへの賛同、1クリックが寄付となり、クリック数に応じて、企業などのWebサイト運営者(スポンサー)から各団体にご寄付される仕組みです。

10月に下記のブログやSNSなどで、皆さまにワンクリック募金へのご参加を呼び掛けさせていただきました。

ブログ:今年の1クリック募金が始まりました
https://sva.or.jp/youcando/nepal20231001/

チャリティプログラム

今年も多くの皆さまにご協力いただき、誠にありがとうございました。多くの皆様にご賛同いただけたこと、大変、嬉しく、ありがたい気持ちでいっぱいです。

来年もシャンティは本プログラムに参加し、6月がワンクリックの対象月となります。また、来年も応援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

女の子の笑顔

イベントなどで、ご支援者の方やイベントの参加者の方とお話する機会があると、「少しの寄付であまり役立てないけれど……」といったお声をお聞きすることがあります。

大きな声でみなさんに「とんでもないです!!!」とお伝えしたいです。学校を建てたり、井戸を作ったり、国際協力のイメージは大きなお金が必要になるように思われがちですし、たしかに大きな金額が必要な活動もあります。

しかし、日々、事業の資金状況を見ている中で、これまで何度も、個人の方の1回の寄付が集まって、プロジェクトのお金が足りたことを経験してきました。絵本1冊、緊急人道支援の1家族(約10人)の食糧1カ月分、コロナ予防のマスク1枚、事業の一つ一つの予算の単価は、実は小さく、皆さんがふだんお買い物するような金額です。

個人の皆さん、お一人お一人のご支援のおかげで10冊、10人分と、支援を増やすことができたこともありました。その事業で、支援を必要とする声を聞いていて、すべて叶えてあげることはできないけれど、少しでもどうにかならないかと悩みました。皆さんのおかげで、支援を届けられる人が増えて、ご支援いただいた皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。現地スタッフもとても喜んでいて、一人でも多くの人に支援と届けようとがんばってくれました。

お金も、予算も、支援を受け取る人々の人数も数字です。しかし、その数字の先には日本も、現地もいろんな状況の方がいて、スタッフ一人一人もそれぞれの生活や家族がいます。例えば、1世帯という家族の人数は、3人かもしれないし、5人かもしれないし、10人、20人かもしれません。顔は見えなくとも数字であっても、ご支援くださる日本の皆さんと、現地で未来をあきらめずに、生活を変えるために支援を受けたいと思う人がいることで、プロジェクトが実施できます。

日本での生活だと、発展途上国の状況はとても遠いことになりがちです。日々、それぞれお忙しいこと、大変なことがある中で、外国の子どもたちの未来に目を向けて、皆さんが行動してくださることは本当にすごいこと、素晴らしいことだと思います。

改めまして、皆さま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

経理課 竹本