2024年度翻訳絵本の旅立ち(2025年2月3日)
こんにちは、「絵本を届ける運動」です。
2月3日(月)に、2024年度の翻訳絵本が港に向けて旅立ちました。
今年も「絵本を届ける運動」の翻訳絵本づくりにご参加いただいた企業・団体の方々にご協力をいただき、総勢37名でシャンティの東京事務所より翻訳絵本の運び出しを行いました。
絵本の運び出しにご参加・ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
今年はミャンマー向けに61箱、ラオス向けに85箱、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ向けに96箱、カンボジア向けに96箱と、合わせて338箱の翻訳絵本を運び出しました。
(写真)倉庫にて翻訳絵本を保管している様子
2024年度翻訳絵本の旅立ち
当日は初めにシャンティの東京事務所にお集まりいただいた皆さまへ、2024年度「絵本を届ける運動」の実績報告を行いました。
実績報告を終え、次は準備運動に移ります。翻訳絵本はひと箱20kgほどあるため、怪我をしないようまずは体を温めます。
トラックが事務所に到着したら、早速運び出しを行います。シャンティ東京事務所からトラックへ、翻訳絵本が入っている段ボールをひと箱ずつ積み込んでいきます。
翻訳絵本は事務所の地下倉庫に保管してあるため、倉庫からトラックまで参加者のみなさんで列をつくり、リレー形式で運び出していきます。この運び出しをシャンティでは「絵本リレー」と呼んでいます。
絵本リレーは、お互いに声を掛け合いながら進めていくことが大切です。リレーのスピードが速すぎるとトラック前で絵本が渋滞してしまったり、遅すぎると一人ひとりの手元で絵本を持つ時間が長くなってしまったりと負担がかかるため、スムーズに絵本の運び出しができるよう、コミュニケーションを取りながら進めていきました。
(写真)倉庫の中で「絵本リレー」を行う様子。倉庫の中は狭いため、特に慎重に運びます
皆さまのご協力のもと、無事338箱の翻訳絵本の積み込みが完了しました。
積み込みが終わると翻訳絵本の旅立ちを見送ります。
翻訳絵本はここから港に向かい、2月中旬頃より船便にてそれぞれの活動地に向け出発します。
3月以降には、活動地の各事務所に翻訳絵本が到着する予定です。その後現地職員が冊数や絵本の種類を確認し、5月頃より学校や図書館への配布・移動図書館活動などを通して、子どもたちの元へ届けられます。
2024年度「絵本を届ける運動」運び出し実績
2024年度に「絵本を届ける運動」にご参加いただいた皆さまには心より御礼申し上げます。
合計冊数:19,224冊・338箱
カンボジア
クメール語 5,942冊・96箱
ラオス
ラオス語 4,995冊・85箱
ミャンマー
ビルマ語 3,252冊・61箱
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
ビルマ語 2,485冊・47箱
カレン語 2,550冊・49箱
2025年度の「絵本を届ける運動」は申込受付を開始しています。
詳細はこちらからご覧いただけます。
今年は18,137冊を目標にお申込みを受け付けております。身近でできる国際協力「絵本を届ける運動」に、ご参加・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
「絵本を届ける運動」担当