【絵本ワークショップ】子どもの本 青猫書房で「カンボジアの子どもたちに絵本『こねこが』を届けよう」を開催しました
2023年9月2日(土)北区赤羽にある子どもの本 青猫書房で児童書出版社めくるむ主催の絵本貼りワークショップ「カンボジアの子どもたちに絵本『こねこが』を届けよう」を開催しました。
絵本が好きな方や本に関わるお仕事をされている方など、8名のご参加者とお話しながらの温かい雰囲気のイベントでした。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
青猫書房さんでは、ワークショップ開催日を含む8月30日~9月18日(祝月)まで「まつおかたつひで原画展」を開催中で、
『こねこが』の原画にかこまれながら、カンボジアの子どもたちに届ける『こねこが』の翻訳絵本を作成するという、
これまでにないワークショップになりました。
主催してくださった児童書出版社めくるむさんは、「すべての子どもに本を届けたい」を会社のモットーに絵本を中心に出版されていて、
児童書が不足しているアジアの子どもたちに絵本を届けてきたシャンティの活動も以前から応援してくれています。
ワークショップでは、「わたしたちがしましょうか?」とめくるむの萩原さんと林さんのお二人自ら、
翻訳シールの貼り方のコツについて、ご参加者に説明される場面もありました。
シール貼りの作業では、はじめは思ったより、黒線を残さないように切ることに苦労されている様子もありましたが、
慣れると皆さん、リラックスした雰囲気で進み、
「お名前シール」に書くクメール語の文字には、「文字に見えない!」「どこまでが文字なの!」といった驚きの声があがりました。
青猫書房の店主・岩瀬さんも参加してくださり、上の写真は達筆で書かれたお名前シールです。
また、岩瀬さんは、ご自身が以前、復興途上のカンボジアに行かれたときの印象も語ってくださいました。
『こねこが』は、今年はカンボジア向けのタイトルでしたが、来年は別の地域に届ける予定です。
「絵本を届ける運動」のお申込みは〆切間近となっていますので、今年参加を予定されている方はお早めにお申込みをお願いいたします。
絵本のお申込みはこちらから
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青猫書房さんでは、18日(祝月)まで「まつおかたつひで原画展」を開催中です。
https://aoneko-shobou.jp/
著者の松岡先生は新潟県長岡市に暮らし、自然観察のための散歩が日課だそうです。
絵本『こねこが』は、かわいらしい子猫だけでなく、確かな観察眼で描かれた虫たちや植物にも注目です。
広報・リレーションズ課「絵本を届ける運動」