2025.12.22
絵本を届ける運動
絵本作家・いりやまさとしさんよりサイン色紙とメッセージをいただきました!
「パンダたいそう」シリーズ(講談社)、「ぴよちゃん」シリーズ(学研)などで人気の絵本作家・いりやま さとしさんより、シャンティ国際ボランティア会あてに色紙とメッセージをいただきました。
■シャンティ東京事務所2Fの入り口入ってすぐのところに飾っています。

■「本の力」をテーマにメッセージもお寄せいただきました。
このコメントを書くにあたって、自分が最初に出会った絵本は何だったのかと思い出してみました。
生まれ育った環境にたくさんの絵本があった訳ではなく、絵本といえば、友人の家や学校の図書室の絵本を借りて読んでいたのだと思います。でもきっとその中に、人生を決めるような一冊の絵本があったはずです。
記憶を遡ると幾つかの作品が思い当たりました。それらの絵本は、現在、手元になくても、そこに描かれた絵をはっきりと覚えています。絵本は長くてもせいぜい十数場面のお話です。でも私には、まるで一本の映画やアニメーションを見た記憶と同じくらいに心に残っているのです。
それは私が絵本の各場面をつなぎ合わせて、ひとつの映像作品のように記憶しているからだと思います。
まさにこれが、絵本のもつ不思議な力だと考えています。
いりやまさとし

『パンダなりきりたいそう』は2026年の「絵本を届ける運動」のミャンマー・ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ向けの絵本になっています。かわいらしいパンダの動きを真似しながら、活動地の子どもたちが楽しそうに読む様子が思い浮かびます。

ミャンマ(ビルマ)難民キャンプ向けカレン語の翻訳シールを貼った絵本
2026年度の「絵本を届ける運動」はただいまお申込み受付中です。
ぜひ、ご参加お待ちしております。


