2022年度「絵本を届ける運動」の報告書が完成しました
こんにちは。絵本を届ける運動です。
先月2日(木)に、2022年度の翻訳絵本がシャンティの東京事務所を旅立って、1カ月が経ちました。現在は各国・地域のシャンティ事務所に向けて長旅の真っ只中です。
そして、このたび2022年度「絵本を届ける運動」の報告書が完成しましたので、ご報告させていただきます。
皆様からのあたたかいご支援のもと、2022年度は合計で18,520冊の絵本がシャンティの活動地に届き、教育文化支援活動に役立てられます
【活動地ごとの冊数内訳】
・アフガニスタン(ダリ語):497冊
・カンボジア(クメール語):6,316冊
・ミャンマー(ビルマ語):3,062冊
・ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ(ビルマ語):2,696冊、(カレン語):3,266冊
・ラオス(ラオス語):2,683冊
【言語ごとのタイトル数内訳】
・アフガニスタン(ダリ語):5タイトル
・カンボジア(クメール語):20タイトル
・ミャンマー(ビルマ語):12タイトル
・ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ(ビルマ語):7タイトル、(カレン語):7タイトル
・ラオス(ラオス語):10タイトル
また、2022年度は15社の出版社様のご協力のもと、35タイトルもの絵本を起用させていただきました。日本での参加者数はのべ16,603人、504企業・団体にものぼります。
1999年から開始した「絵本を届ける運動」では、これまでに381,237冊の絵本を子どもたちにもとに届けてきました。
報告書では、絵本を受け取った現地の子どもたちやシャンティの職員、小学校の先生、そして日本で「絵本を届ける運動」にご参加いただいた方々の声も掲載しています。
その中から、図書館にはほぼ毎日通っているというアフガニスタンの女の子・アイさんの声をご紹介させていただきます。
「好きな絵本は『ぐりとぐら』で、ぐりとぐらがケーキを焼いているページが特にお気に入りです。教育に関する絵本、教育を奨励するような絵本をもっと読んでみたいです。将来は私自身も学校や教育、そして平和に関するすてきなストーリーがかける作家になりたいと思っています。」
アイさん
写真中の絵本:『ぐりとぐら』さく:中川李枝子、え:大村百合子、福音館書店
改めまして、活動にご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
2022年度の報告書はPDFデータでお読みいただけます。ぜひご覧ください!
2022年度「絵本を届ける運動」報告書
また、2023年度「絵本を届ける運動」のお申込は1月5日(木)より開始しております。今年も皆様のお申込をお待ちしています。
2023年度のお申込はコチラから
どうぞ宜しくお願いいたします。
絵本を届ける運動担当