カンボジアは「世界で一番祝日が多い国」ではない!?
チョムリアップ・スオ、皆さまこんにちは。
2020年、日本のカレンダーを見ていると
「3連休が8回!」
「祝日がない月が3回(6,10,12月)もある・・・」
など2019年と色々な違いあるようですが、今日は、2020年のカンボジアの祝日事情について紹介したいと思います。
ちなみに、以前ミャンマー事務所より、祝日についての記事(「ミャンマーの年間祝日数は世界で一番多いのかもしれない」)をご紹介しています。
シャンティの活動する地域の中でも(そして世界中でも?)、当時祝日の多さでカンボジアは1位となったわけですが、2020年はそうもいかないようです。
周辺諸国に比べ祝日が多いカンボジア。
休業日が多いということは、海外からの投資誘致や経済発展の妨げになるということで、2020年は2019年に比べ、祝日が6日間削減されることになりました。一部ですが、2020年に祝日ではなくなったのは、次のような日です。
6月1日:国際子どもの日
10月23日:パリ平和条約記念日(1991年、カンボジアの20年以上にわたる内戦の終結を迎えた記念日)
12月10日:国際人権の日
結果として、2019年に比べて祝日が6日間減っています。
しかしながら、カンボジア正月の連休数が増えたり、土日が祝日に重なってしまっている日は月曜日が振替日になっていたりするため、実質的な休日数はこれまでとあまり変わりはないようです。(ちなみに海外事務所にいる日本人スタッフは日本のカレンダーの休日数と合わせるため、出勤日を増やしたりして、東京事務所の勤務日と同じになるように調整をしています。)
(わたしは365にち、やすみだけど・・・!)
長い休みには、家族と一緒に親戚を訪ねたり、一緒に出掛けたり、家族の時間を大切にするカンボジア。
公休日はしっかりと休んで、より一層よい活動ができるようにスタッフ一同頑張りたいと思います。
ちなみに、今年は1月25日が春節とのこと。
春節はカンボジアでは祝日ではありませんが、カンボジアには中国をルーツに持つ方も多いため、バッタンバンの町でも縁起の良さそうなデコレーションや春節に関わる商品などを見かけます。
カンボジア事務所 石塚