2021.02.26
海外での活動

コミュニティ学習センター(CLC)関係者に対するフォローアップ研修を実施しました

カンボジア

チョムリアップスオ。皆さん、こんにちは。カンボジア事務所のラタナです。カンボジア事務所で、コミュニティ学習センター(以下CLC)事業の担当をしています。

今年1月末に全てのCLCの関係者(郡/州教育局、CLC運営委員会、CLC図書館員)と一緒に、これまでの3年間のCLC活動を振り返り、得られた成果や教訓を共有するため、そしてこの先2年のCLC主体による資金調達を含めた行動計画について話し合うための、フォローアップ研修会を開催しました。
研修会は、CLCがこれまで以上にCLC関係者の手で、より自立的に運営できるように、各CLCがそれぞれ独自に取り組み運営アイディアを共有する貴重な機会にもなりました。

この研修を実施するため、私達職員はたくさんの準備を重ねてきました。直近3年間の活動を評価するために、職員で評価を実施し、結果を取りまとめました。また、理想とする将来のCLCの姿を参加者に分かりやすくイメージしてもらうため、そして出た案を行動計画に反映してもらうために、CLC開館の際に田島専門家から教えて頂いた「絵地図分析」をもう1度使用することにしました。今のカンボジア職員は新しいメンバーも多く、本番前の予行練習として、シャンティ内で「絵地図分析」を行ってみました。
Drawing session of picture map analysis
事務所で職員一丸となって「絵地図分析」を行いました。

研修当日はCLCの自立運営へのアイディアを更に得るために、CLC関係者が努力し、実際に自立運営を行っているCLCを参加者全員で訪問しました。
Group photo of study visit at CLC Ta Yaek
訪問したCLCの1つです。

また、全6館のCLCがこれまでの活動でやってきたこと、例えば資金調達の工夫、経験を通して分かった教訓などを共有しました。
Session 3 Sharing achievement in each CLC.
関係者全員でお互いの経験共有ができました。

最後のセッションとして、「絵地図分析」を参加者全員で行いました。この分析結果を使って、これから各CLCで将来の行動計画を更に練っていきます。
Group discussion in each CLC for Picture Map Analysis session

2日間の研修を終えた参加者からは、「たくさんの運営取り組み事例を知り、それらが興味深く、これから自分たちのCLCでも実現していきたい」、「絵地図分析は絵があり分かりやすく見ることができるので、地域の人たちにも理解してもらいやすい分析だと思う」といった感想をもらいました。

私は今回の研修を通して、CLC関係者の皆さんが積極的に議論を重ね、これまでの自分達の経験を自ら発表してくれたことを嬉しく思っています。研修を通じて、参加者の皆さんが何かしらの運営改善のアイディアを得てくれたように思います。今回の研修で得た結果が、これからのCLCの行動計画に反映されるよう、もう少しフォローしていければと思います。

カンボジア事務所 ラタナ

※本研修は「2020年度NGO海外援助活動助成」より資金援助を受け実施しました。