ラオスの子どもたちに人気の絵本
サバイディー(ラオス語でこんにちは)
ラオス事務所の半田です。
最近は、もっぱらパッションフルーツアイスクリームがお気に入りです。
さっぱりした味が好きな方にぜひおすすめです。
今日は、事業地であるラオスルアンパバーン県ヴィエンカム郡の子どもたちに人気の本をご紹介します。
2017年度の移動図書館活動のモニタリング時に行った先生たちへのインタビューをもとに、子どもたちに人気の絵本をランキング化しました。
なおこのランキングはラオス事務所で出版された絵本部門と絵本を届ける運動部門に分けて紹介します。
ラオスの子どもに人気の絵本「出版絵本」部門
ラオス事務所で出版された絵本部門のランキングは、
1位「ヤアンラーン」
2位「黄金の貝」
3位「特別な子ども」
でした!
第1位の「ヤアンラーン」は、カム族の中で口頭伝承されていたお話を聞き取り、出版したものです。
「ヤアンラーン」について詳しくは、こちらの記事もぜひご覧ください。
https://sva.or.jp/wp/?p=13323
第2位の「黄金の貝」はカム族のお話で、3位の「特別な子ども」はモン族のお話です。
ヴィエンカム郡にはカム族とモン族の子どもたちが生活をしており、自分たちの出身民族に関するお話に対して愛着を持ってくれるのはとても嬉しいです。
ラオスの子どもに人気の絵本「絵本を届ける運動」部門
日本からラオス語の翻訳シールを貼って届けている「絵本を届ける運動」部門のランキングは、
1位 「3匹のこぶた」
2位 「わたしのワンピース」
2位 「ぶどう畑のアオさん」
でした!
こちらの絵本はみなさんも読んだり、読み聞かせをしたという作品がランクインしていますね。
豚、うさぎ、馬と、動物に関する本が子どもたちの間でとても人気のようです。
学校に設置された読書コーナーで自由に読めます
さまざまな学校を訪問すると読書コーナーが設置されており、生徒たちが自由に読めるようになっています。
日本のように図書室という一室が与えられるわけではなく、限られたスペースしかないため、先生たちも子どもたちが自由に手にとれるように工夫しています。
日本のみなさんが絵本に翻訳シールを貼ってくださった絵本が、ヴィエンカム郡の学校で子どもたちに愛用されているということが少しでもお届けできたら幸いです。
また、2017年に「絵本を届ける運動」を通じて、ラオス語の絵本を作成してくださった方々に大変感謝申し上げます。
みなさまが作成した絵本がラオス事務所に届く日を心待ちにしています。
さて、私たちラオス事務所の移動図書館担当は、2017年6月に受け取った絵本をヴィエンカム郡に配布する準備を行っています。
https://sva.or.jp/wp/?p=23298
また後日、こちらの様子もお届けするのでぜひお楽しみに。
※記事の中で紹介した絵本はコチラ
わたしのワンピース(こぐま社)
三匹のこぶた(福音館書店)
ぶどう畑のアオさん(こぐま社)
はらぺこあおむし(偕成社)
どうすればいいのかな(福音館書店)
どうぶつえんのおいしゃさん(福音館書店)
どうぶつのおかあさん(福音館書店)
ラオス事務所 半田