2024.03.09
緊急人道支援
地元の人の思いがつなぐ配食活動|令和6年能登半島地震
震災発災から2か月が過ぎ、少しずつ状況が変化しています。
活動を行っている門前町内の避難所の数は11か所、499人となり(3月2日、輪島市役所 門前総合支所発表データより)となっており、1月9日の避難所53か所、避難者数2,275人の時点と比べて減っています。自主避難された方、二次避難をされた方、遠方に移動した方などさまざまです
仮設住宅の建設が進んでいます
発災直後より、門前町でお蕎麦屋さん、料理屋さん、民宿などを営んでいた地元の方が何かできないかとチームを立ち上げ炊き出しなどを行っていました。シャンティはこれまで炊き出しで連携してきましたが、地元のチームと協力して新しく活動を立ち上げました。
その名も「セントラルキッチンを通した地域の食生活改善活動」です。
セントラルキッチンの準備風景
料理人の方が調理を行い、ご高齢の方が食べやすいサイズのお弁当箱に食事を詰め、自主避難されいている地域の自治体に届ける活動です。
震災発災から2か月がたち、炊き出しが減っている中、食事が届くことがありがたいという声が聞かれます。
シャンティは引き続き、地元の皆さんと連携して活動を行ってまいります。
※当事業は、「ジャパンプラットフォーム(JPF)」と皆さまのご支援を受けて実施しております。