【平成30年7月豪雨 被災者支援vol.1】 広島・岡山・愛媛に職員を派遣し、活動を開始。
西日本の記録的豪雨に伴い被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。
シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/所在地 東京都新宿区)は、阪神・淡路大震災や東日本大震災等での被災者支援をはじめ、国内外で発生した自然災害後の緊急救援・復興支援活動をこれまでに64回(海外39回、国内25回)行ってきました。
歴史的な豪雨に伴う各地での被害拡大を受け、広島県、岡山県、愛媛県に職員を派遣し、被災地の状況やニーズ調査を開始しました。今後、被災された方々へ必要な支援を届けられるよう、被災者に寄り添って支援活動を行ってまいります。
▽本リリースの印刷用PDFデータ▽
http://sva-old.skr.jp/press/20180713pr.pdf
広島、岡山、愛媛に職員を派遣し、被災者のニーズ調査と物資配布を開始。
今回の豪雨による被害は広域に渡り、道路の断絶などで被害状況の把握が困難な地域も存在します。まずは被災地の状況やニーズを把握し、現地の関係者と連携しながら、支援活動を行ってまいります。
【職員派遣先】
広島県(7/12~)三原市、呉市、広島市
岡山県(7/14~)倉敷市、真備町、岡山市
愛媛県(7/12~)西予市野村町
【配布予定物資】
配布先 :広島県、愛媛県内の避難所
配布品目:マスク、ぞうきん、除菌ウェットティッシュ、冷却シート、生理用品など女性や子どもが必要としているもの etc
<募金受付中>
1)クラウドファンディングサイト「Readyfor」
https://readyfor.jp/projects/SVA-201807
2)インターネット(クレジットカード)
http://sva-old.skr.jp/er-donation/domestic.html
3)郵便局(郵便振替)
口座番号:00170-8-397994
加入者名:SVA緊急救援募金
*通信欄に「平成30年7月豪雨」と記載下さい(振込手数料は無料)
被災地の現状と被災者の声「水道が使えず在宅避難も難しい」
【愛媛県西予市】
- ・水道が使えず、在宅避難も難しいため、避難所の合併や閉鎖などの目途はたっていない(40代、男性)
- ・小学校は物資受け入れと配布場所にもなっている。7月12日には自衛隊が仮設風呂を設置してくれた。お米は中学校の給食室などで炊いているが、食事は地元のNPOなどに頼んでおかずなどを(避難所に)届けてもらっている。(50代、男性)
【広島県三原市】
- ・最大500人いた避難所も現在は50人に。自衛隊が給水活動をしており、外部からひっきりなしに水を取りに来ている。自衛隊のお風呂の提供は15時~23時。(市職員)
- ・三原市では16日まで断水。敷地に井戸水があり、それで生活用水はしのいでいる。(寺院関係者)
厳しい暑さの中、広島県三原市や愛媛県西予市では、断水が続いています。
(愛媛県西予市の避難所で物資を配布)
愛媛県 西予市野村町の避難所「避難者数は流動的」
7/11は、56人が避難所に宿泊した。日中は、家の片付けなどで近所の親戚を頼って避難所を出た人もいるかが、戻ってくる人もいたり、避難者数は流動的。水道が使えず、在宅避難も難しいため、避難所の合併や閉鎖などの目処は立っていない。(愛媛県西予市 野村中学校 避難所センター長 三瀬洋平さん)
野村中学校 避難所センター長の三瀬さん(右)
7/11は約20人が泊まった。小学校は物資受入と配布場所にもなっている。7/12には、自衛隊が仮設風呂を設置してくれた。お米は中学校の給食室などで炊いているが、地元のNPO等に頼んでおかずなどを届けてもらっている。(愛媛県西予市 野村小学校センター長 亀岡敦志さん)
野村小学校 避難所センター長の亀岡さん(右)
今後、被災された方々へ必要な支援を届けられるよう、 被災者に寄り添って支援活動を行っていまいります。