2022.03.17
緊急人道支援

災害時のための市民協働東京憲章

皆さんこんにちは地球市民事業課の渡邉です。

本日は、シャンティも賛同している「市民協働東京憲章」について説明したいと思います。

「市民協働東京憲章」はシャンティも加盟している、東京都災害ボランティアセンターアクションプラン推進会議で作成されました。アクションプラン推進会議とは、首都直下地震等の大災害に備えるため「アクションプラン(5か年の中期実行計画)」を進めていくために設置されたネットワーク会議体です。

この憲章は、災害が起きた後の「いのち」と「くらし」を守る支援活動のために、平時から、様々な団体が連携・協働した取組を実施できるように策定されました。

 

大切にしたい二つの視点

東京憲章では、「多様性」と「平時からの取組み」の二つの視点を大切にしております。

1「多様性」

東京には、多様な人・価値観・くらしがあります。災害時にも一人ひとりが持つ多様性を理解し、尊重し合う関係を作っていきます。

2「平時からの取組み」

災害時、平時から抱える課題が大きく表れることが考えられます。平時にある様々な格差や差別などの課題にアプローチしていくことで、災害時の様々な困難を少なくしていきます。

 

東京だけではありませんが、一つとして同じ暮らしは無いと考えております。百人いれば百通りの暮らしがあり、価値観や文化、様々な多様性を理解していく必要があります。また災害時には、平時から抱える課題がより大きな課題になりえます。平時から取り組みを行うことで、災害時にもリスクを最小限にすることができると考えられます。

 

五つの基本方針については、また次回以降に紹介していきたいと思います。

地球市民事業課 渡邉

 

また現在、賛同団体を募集しております。

詳しくはこちらをご覧ください。

「市民協働 東京憲章」について(東京都災害ボランティアセンター アクションプラン推進会議のサイトへ)

シャンティでも以下ページにて東京憲章について掲載しております。

緊急人道支援活動