帰還民の子どもたちに希望を届ける移動図書館活動
アフガニスタン東部では、難民としてパキスタンなどの近隣国に逃れていた人々が、国外退去措置の強化により帰還を余儀なくされています。
帰還民の家族が暮らす一時居住地は、山々に囲まれた砂漠地帯です。
そこには、子どもたちが学べる学校や図書館がほとんどありません。
パキスタンで生まれ育った子どもたちは、
家や学校を失い、言葉や文化も異なるアフガニスタンで突然新しい生活を始めることになり、生活は一変しました。
大人たちは生活再建に追われ、子どもたちは空腹や不安を抱えたまま、テントなどで日々を過ごしています。
■こうした子どもたちに向けて、シャンティは食料支援などの緊急支援とともに移動図書館活動を実施しています。

■今回、実施した移動図書館活動には、1日で340名の子どもたちが参加しました。

絵本を運ぶ職員を追いかける子どもたち
■移動図書館活動の知らせを聞くと、子どもたちは走って集まってきます。
あまりに多くの子どもたちが集まったため、複数回に分けて実施しましたが、それでもテントに入りきれず、外には順番を待つ子どもたちがあふれました。

■絵本に触れた子どもたちは、嬉しそうな笑顔を見せてくれました。


■パキスタンで育ったため、アフガニスタンの言語が分からない子どもたちも、一生懸命に読んでいます。

■シャンティは、アフガニスタン東部で子どもたちの命を守るための小麦や豆などの食料、テント、毛布、石鹸、衛生用品などを配布する緊急支援を行っています。
同時に、子どもたちの心をケアし、未来への希望を育むための「教育支援」にも取り組んでいます。
移動図書館がやってきて、子どもたちが絵本を開き、おはなしの世界に夢中になる
――そのひとときは、不安な日々の中で小さな笑顔を取り戻す時間となっています。
これからも、この活動を継続していくために、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
シャンティ国際ボランティア会


