2025.09.01
国内での活動
豊島区役所の方へ勉強会を開催しました
2021年より開催している、としまる(外国人への包括支援事業)も5年目に突入し、徐々に豊島区内での認知度も向上し、区役所と連携した活動も増えてきています(一例は下記リンクよりご覧ください)。
豊島区の外国人人口は年々増えてきており、事業開始時の2021年の29,498人(豊島区人口の9.2%)から、2025年現在は36,360人(12.3%)と短い期間に急増しています。
当然外国人の方が役所の窓口に来る機会も多くなり、日本人とは異なり在留資格や使える制度の違いから、対応に苦慮するという声が区役所の方から上がってきました。
そこで、としまるでは区役所の方を対象に「外国人支援勉強会」を開催しました。
勉強会では①在留資格の基本、外国人支援を行う際のポイントのレクチャー②実際にとしまるで対応したケース紹介と、支援方法を考えるグループワークを行いました。

在留資格の基本のレクチャーは、東京パブリック法律事務所の弁護士さんから。

ケース紹介では、としまるコーディネーターと東京パブリック法律事務所の弁護士が共同で対応したケースを紹介。
相談対応を行う区役所の様々な部署の方が参加されました。それぞれの視点から、支援方法についての検討を行いました。
参加者からは、「より多くのケース紹介を知りたい」「事例の他に、制度についても知りたい」といった声も寄せられました。
より広い情報を共有できるよう、第2回、第3回と勉強会を継続し、行政との連携を深めていければと思います。
国内事業課 平山