キャラバン研修
ハラゲー!サワディーカップ!ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所インターンの相波です。
先々週、先週と2週間にわたり、4ヵ所のミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおいて図書館青年ボランティア(TYV)対象のキャラバン研修が実施されました。先々週はタムヒンならびにバンドンヤン難民キャンプ、先週はメラウならびにメラマルアン難民キャンプでの実施となりました。
今回はキャラバン研修の様子をお伝えします。
新しいTYVメンバーや図書館員も多く参加していたので、まずは自己紹介から。その後、アイスブレークをして、場の雰囲気がなごんだところで早速研修開始です。
・タムヒン難民キャンプのTYV
・二人一組になり、TYVがそれぞれのお気に入りの絵本を手に、おはなしの練習です。
・現地職員より、絵本を使ったおはなし以外のおはなし読み聞かせに関してレクチャーです。難民キャンプ内の各図書館では、全11種類のおはなし読み聞かせ方法(道具)が用意されています。
・TYVと図書館員による人形劇の練習。手に持っているのは、台本です。
・現地職員と共に、人形の持ち方・動かし方・子どもたちを魅了する話し方を練習します。
絵本を使ったおはなし・人形劇のほか、アイスブレイク・アクションソング・ゲームの練習もおこないました。
一日目はこれにて終了。二日目は2グループがそれぞれ人形劇キャラバン公演当日と同様の流れで、一日目に学んだことを実践します。
・まずはアイスブレーク。場を温めます。
・ゲームに興じる子どもたち
・おはなし読み聞かせ。ただ淡々とおはなしを読むのではなく、子どもたちに質問を投げかけたりというやりとりをとおして、子どもたちをおはなしの世界に惹きこみます。
<写真掲載絵本:きんぎょが にげた 福音館書店>
・人形劇上演開始!
・みんな見入っています。
・子どもたちは終始笑顔。
研修初日には、少し恥ずかしそうにアクションソングを踊ったり、おはなし読み聞かせをしていたりした新しいTYVの皆も、二日目の実際に子どもたちを前にした実践をとおして、自信をつけたように感じました。また昨年もしくはそれ以前からのTYVメンバーや図書館員が、新らしいTYVや図書館員にアドバイスをしたりする姿が見受けられました。今回研修を実施した難民キャンプのTYVの半数以上が新メンバーでしたが、これからTYVとして活動をしていく中で、ますます自信とスキルを身に付け、絵本や図書館でのアクティビティをとおして、子どもたちと共に楽しい時間を創っていってほしいです。
ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所インターン 相波