図書館で働くスタッフの連携を強化!交流活動の様子
ハラゲー!(カレン語で「こんにちは」)ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ事業事務所のウェンです。
シャンティが運営支援している難民キャンプの一つのメラキャンプで、コミュニティ図書館で働くスタッフ(図書館4館の図書館員8人、図書館青年ボランティア(TYV)21人、図書館委員会)で交流活動を実施しました。交流活動は、図書館で働くスタッフがお互いのスキルや経験を共有したり、新しいスタッフに図書館の基本的なスキルを身につけてもらうことを目的として実施しています。
今回、メラキャンプで実施した交流活動は、新型コロナウイルスの感染拡大で、長期にわたってスタッフ同士が一緒に活動する機会を十分に持つことが難しかったことから、スタッフ間の関係をより強化するために開催しました。また、新しいTYVもいるため、彼らが他のTYVメンバーや図書館員、図書館委員会と知り合う機会とすることも目的でした。
交流活動は朝から第4図書館近くのグラウンドで、プログラムの説明とともに始まりました。
午前中は、屋外でのゲームを行いました。
ココナッツたたき(目隠しをしてココナッツをたたけたら勝ち)
糸通しゲーム
トレイバランスゲーム(頭の上にトレイを載せて、トレイを落とさないように歩きます)
サックレース(袋に足を入れてジャンプして進みます)
綱引き
ジャンピング・フロッグ(うさぎ跳び競争のような感じです)
午前の部が終わったら、全員で一緒に昼食を食べました。みんなで食べるごはんはおいしいですね!
午後は、図書館に戻り、図書館の活動に関連したゲームを行いました。
図書館員とTYVがグループに分かれて、以下のゲームをしました。
1.絵本のタイトルを一番多く言えるのは誰?
2.このアクションソングは何でしょう?
3.レクリエーションゲームを一番多く言えるのは誰?
4.これは誰でしょう?(図書館で働く人たちを当てるゲーム)
ゲームの勝者には賞品が、また参加者全員にも参加賞が贈られました。
今回の交流活動の昼食とギフトは、以前難民キャンプの図書館で働いていた元図書館員(現在はオーストラリア在住)がサポートしてくれました。難民キャンプを離れた人が、難民キャンプの外で暮らす今もこのように難民キャンプの図書館をサポートしてくれるのは非常に嬉しく、ありがたいことです!
今回の交流を通して、図書館に関わるスタッフ同士の関係が深まり、お互いのスキルや経験を共有できてよかったと思います。今後の図書館での活動が、より活発に行われることを楽しみにしています。
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ事業事務所 ウェン